菊池雄星、野球界の“トップダウン”に疑問「指導者の『いいからやれ』は美容師の『いいから切らせろ』と同じ」

via 菊池雄星投手公式Xより引用
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手が11月8日、自身のX(旧Twitter)を更新し、野球現場における“指導者と選手の関係性”について持論をつづった。

菊池投手は「なぜ野球の現場では、選手と指導者の対話がなされず、常にトップダウンなのでしょうか」と書き出し、「美容室に行ったら、自分の好みや、自分の世界観を伝えるために、会話しますよね。指導者の『いいからやれ』は、美容師の『いいから切らせろ』と同じだと思うのです」と例えを交えて問題提起した。

この投稿に対し、「美容師と選手では立場が違う」といった意見が寄せられたようで、菊池投手は続く投稿で「『美容師と選手では立場が違うから…』もちろんその通り」と前置きしたうえで、「そこが論点ではなく、『いいものを作りたい』という抽象度で考えた時に、対話が重要だというのは、どこの分野でも一緒ではないでしょうか?という問いです」と補足した。