ひろゆき氏、高市首相「台湾有事」発言の海外報道に警鐘「翻訳の訂正を主張すべき」

実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が20日、自身のX(旧Twitter)を更新。高市早苗首相の「台湾有事」発言をめぐる海外での報道に対し、私見をつづった。

ひろゆき氏は、AP通信が配信した英語記事を引用。記事では、高市首相が「台湾有事で戦艦の使用や軍事行動を伴うものであれば、あらゆる意味で存立危機事態となり得る」と発言したと紹介されていた。

これに対し、ひろゆき氏は「『台湾有事に戦艦と武力行使があれば存立危機』と高市首相が主張、と英語で報道されてます」と書き出し、「外交は英語で判断されます。高市政権は『同盟国の米国に被害が出たら』という留保が抜けてる翻訳の訂正を主張すべき。英語圏に向けてやってないのは自殺点。日本国内の解釈論は外国に伝わらないので無意味」とつづった。

この投稿に対し、Xユーザーから「今回に関しては英語それでよくないですか?」といった意見が寄せられると、ひろゆき氏は「英語の記事だけで解釈すると、『どの国の軍隊であれ、その地域に入るなら武力行使をする』とも取れるわけです。 同盟やら防衛やら云々は書かれてないです。日本が台湾周辺の海を軍事的に確保する主張をし始めたようにもとられるわけです」と返答している。