メルカリ、胎児のエコー写真を出品禁止に「『不適切と判断されるもの』に該当するため」

フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは、胎児のエコー写真やそれに類するものの出品・販売を禁止すると発表した。

同社は「マーケットプレイスの基本原則」に基づき利用規約やガイドラインを運用しており、出品禁止物の判断もこれに準じて行っている。今回の措置の理由については、「胎児のエコー写真およびそれに類するものの出品・販売については、メルカリおよびメルカリShopsで定める禁止出品物『不適切と判断されるもの』に該当するため」と説明している。

対応は9月1日から始まり、胎児のエコー写真や類似品が確認された場合、事務局が順次削除する。現在出品・販売しているユーザーに対しては「必ず商品の取り下げをしていただきますようお願いいたします」としている。

メルカリは今後も外部有識者のアドバイザリーボードによるレビューや社会情勢の変化を踏まえ、ガイドラインを随時見直す方針を示しており、ユーザーに対して「メルカリおよびメルカリShopsを安心・安全にご利用いただくため、ご理解とご協力をお願い申し上げます」と呼びかけている。