万博バルト館でミャクミャク盗難→まさかの展開に大使も感謝「日本の皆様、ありがとうございました」

駐日リトアニア大使のオーレリウス・ジーカス氏が16日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、大阪・関西万博のバルト館で展示されていたミャクミャクのぬいぐるみが連れ去られたことを防犯カメラの映像を添えて明らかにした。

ジーカス大使は「とても寂しいことに、大阪万博のバルト館で一生懸命に仕事をしていたミャクミャクは突然消えてしまいました #防犯カメラありがとう。どこへいらっしゃっているのでしょうか？皆さん、見つかったら教えてください」と投稿。

公開された映像には、ミャクミャクのぬいぐるみが二人組によって持ち去られる様子が捉えられており、ネット上では「なんてこと…」「無事帰ってきますように」といった心配の声や、「いい年した大人が恥ずかしい」と嘆くコメントが相次いだ。

しかし、事態は思わぬ方向へ展開する。「バルト館、別のミャクミャクが仕事してました。スタッフさんに尋ねたら、知らない間にお客さんが置いて行ったと」「バルト館のみゃくみゃく様、増殖してた笑」といったネットユーザーからの驚きの報告が相次ぎ、カウンターに複数のミャクミャクが並ぶ写真が投稿されたのだ。

どうやら、連れ去られたミャクミャクの代わりに、投稿を見た別の来場者がそっとミャクミャクのぬいぐるみを置いていったようである。

この予想外の展開に、ジーカス大使は「日本の皆様、ありがとうございました」とXで感謝の言葉を述べた。

一連の出来事に対し、ネット上では「悪い人がいるのと同じで、良い人もいるんですね」「ミャクミャクで溢れかえる優しい世界が見える」「酔ってるからか何か感動して涙が」という感動の声が寄せられている。