渡邊渚さん、28歳の誕生日に心境告白「いまだにフラッシュバックしたり、目に見えない恐怖に…」

元フジテレビアナウンサーで現在はフリーとして活動する渡邊渚さんが、4月13日に自身のインスタグラムを更新し、28歳の誕生日を迎えた心境をつづった。

渡邊さんは投稿で、「いまだにフラッシュバックしたり、目に見えない恐怖に苛まれたり、心がザワザワする日もたくさんあります」と告白。

「#透明を満たす でも書きましたが、そんな毎日の中で私が生きていられるのは、たまたま適切な治療や信頼できる人に出会えたからです。ですが、これが“たまたま”であってはいけないと思います」とし、「『しょうがない』『そういうものだ』と言って、社会の犠牲になっていい人なんていません」と強い言葉で訴えた。

続けて、「性別関係なくどんな立場の人も平等に、人権を尊重され、安心して生きられる社会になるように。私もそんな未来を築く一員になりたいと思います」と社会への願いを表明。

「未来を過去に規定されず、楽しいと思えることにチャレンジする一年にします!たくさんのおめでとう、そして応援メッセージありがとうございました!」と前向きな言葉で締めくくった。

渡邊さんは慶應義塾大学経済学部を卒業後、2020年にフジテレビへ入社。『めざましテレビ』などを担当するアナウンサーとして活躍していたが、2023年7月より体調不良のため入院。2024年8月にフジテレビを退社した。退社後の同年10月、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたことを公表している。今年の1月29日には、フォトエッセイ「透明を満たす」(講談社)を発売。同世代の女性の共感を呼び、好調な売れ行きを見せている。