「マスク禁止令」で物議の飲食店経営者、再び持論展開「これが僕の【正解】」…堀江貴文氏も賛同「唾が嫌なら外食すんな」

via 本田大輝氏公式Xより引用
飲食店「SHOGUN BURGER」などを手がけ、「牛宮城」のプロデュースでも注目された実業家・本田大輝氏が6月1日、自身のX(旧Twitter)を更新。物議を醸している“マスク禁止令”について、改めて自身の考えを述べた。

本田氏は先月28日、「SHOGUN BURGERでは、風邪などの体調不良を除き、スタッフのマスク着用を原則禁止とする方針を検討しています」「理由はシンプルです。接客業において『顔』は言葉以上の接客ツールだからです」などとXに投稿し、賛否を呼んでいた。

今回の投稿では、「先日の【マスク禁止令】について想像以上に多くの反響がありました。応援の声も、反対の声も、真剣に向き合ってくれて本当に感謝しています」と切り出した上で、「『唾が飛ぶから不衛生』『感染が広がるかもしれない』『スタッフの自由だろ』これ、正論ですよね。理解もできます」と、批判的な意見にも理解を示した。

しかし、続けて本田氏は「でも僕が言いたいのは、正論=正解じゃないということです」と持論を展開。「接客業において、顔が見えない、声がこもる、笑顔が伝わらない——これって本当に致命的です。料理だけじゃなく、人の表情や雰囲気で『また来よう』って思うのが飲食店です」と、接客における表情の重要性を訴えた。

また、本田氏は「僕は世界中のレストランを見てきました」とし、「どこにも、マスクをしてる店員なんていません。『飲食店でのマスク着用が常識』なんて、日本だけなんです」と、日本だけが特異であるとの認識を示した。

本田氏は「もちろん体調不良の時や調理工程によってマスクを使うべき場面はある」としつつも、「日常的に隠すことが前提になる文化は、接客業にとって不自然すぎる。お客様を笑顔で迎える。そのために、スタッフの素顔での接客を僕はルールとして定めました」ときっぱり。

さらに、SNSでの反応につても触れ、「SNSでは『そんな店には行かない』と言う声も見ました。でも、そういう人たちは最初から僕たちの価値観のお客様ではない。持たざる者の正論で、我々、持っている者の正解を潰さないでほしい」と訴えた。

最後に、「接客って、人の温度と空気感で伝わるものなんです。『笑顔で迎えること』が飲食店の命なら、マスクはその命を削ぐ道具だと僕は思ってます。これが僕の【正解】です」と締めくくった。

この投稿に対し、実業家の堀江貴文氏も同日にXを更新し、本田氏のポストを引用した上で、「これも正論。唾が嫌なら外食すんな」と投稿。Xユーザーからも「応援してます。頑張ってください」「全く以てその通り!」「こうした取り組みのお店が一軒でも増えますように」など賛同の声が多く寄せられるている。

一方で、「従業員や客が罹患したら経営者はどう責任をとるのか」「店員がマスクしてないと行きづらい」といった批判的なコメントも一部で寄せられている。