via 出展:Facebook/Jamesruangsak
27年前の飛行機事故で奇跡的に命を取り留めたタイ人歌手のSNS投稿が、思わぬかたちで世界の注目を集めている。きっかけは、インドで起きた航空機墜落事故で唯一の生存者が、自身と同じ座席番号「11A」に座っていたと明かしたことだった。
投稿を行ったのは、タイで歌手や俳優として知られるジェームズ・ルアーンサック・ローイチューサック(James Ruangsak Loychusak)氏。6月13日、彼は自身のSNSに「インドでの飛行機事故の生存者。彼は私と同じ11Aの座席に座っていた」と投稿した。
12日にインドで発生したエア・インディア・エクスプレス機の墜落事故では、乗客270人以上が死亡する大惨事となった。しかしその中でただ一人、ビシュワシュ・クマル・ラメシュ氏という青年が“11A”の座席から生還を果たした。
ジェームズ氏も、27年前に“11A”に座っていた。1998年12月、タイ南部のスラートターニー空港に着陸しようとしていたタイ国際航空TG261便が、悪天候で視界不良の中、沼地に墜落。機体は激しく破損し、火災が発生。乗客146人中101人が命を落とした。
この事故で、ジェームズ氏は肋骨を折るなど重傷を負いながらも、奇跡的に命をつないだ。事故後、1年以上のリハビリを経て芸能活動にも復帰を果たした。
ジェームズ氏はインドメディアのインタビューで“11A”という座席の一致について問われると、「ただの偶然。でも精神的には……もしかしたら祝福なのかもしれない。あまり言いすぎると、みんながその席を予約したくなってしまうかもしれないね」と語っている。
また、「もしビシュワシュ・クマル・ラメシュ氏に会えるとしたら、何を伝えたいか?」と尋ねられると、こう答えている。
「ある賢者が私に言ってくれた言葉を、彼にも伝えたい。『天はすでにあなたを選んだのだから、あとは善いことだけをして、与えられた日々を喜びで満たしなさい』と」
投稿を行ったのは、タイで歌手や俳優として知られるジェームズ・ルアーンサック・ローイチューサック(James Ruangsak Loychusak)氏。6月13日、彼は自身のSNSに「インドでの飛行機事故の生存者。彼は私と同じ11Aの座席に座っていた」と投稿した。
12日にインドで発生したエア・インディア・エクスプレス機の墜落事故では、乗客270人以上が死亡する大惨事となった。しかしその中でただ一人、ビシュワシュ・クマル・ラメシュ氏という青年が“11A”の座席から生還を果たした。
ジェームズ氏も、27年前に“11A”に座っていた。1998年12月、タイ南部のスラートターニー空港に着陸しようとしていたタイ国際航空TG261便が、悪天候で視界不良の中、沼地に墜落。機体は激しく破損し、火災が発生。乗客146人中101人が命を落とした。
この事故で、ジェームズ氏は肋骨を折るなど重傷を負いながらも、奇跡的に命をつないだ。事故後、1年以上のリハビリを経て芸能活動にも復帰を果たした。
ジェームズ氏はインドメディアのインタビューで“11A”という座席の一致について問われると、「ただの偶然。でも精神的には……もしかしたら祝福なのかもしれない。あまり言いすぎると、みんながその席を予約したくなってしまうかもしれないね」と語っている。
また、「もしビシュワシュ・クマル・ラメシュ氏に会えるとしたら、何を伝えたいか?」と尋ねられると、こう答えている。
「ある賢者が私に言ってくれた言葉を、彼にも伝えたい。『天はすでにあなたを選んだのだから、あとは善いことだけをして、与えられた日々を喜びで満たしなさい』と」