中道・野田佳彦氏が選挙戦総括「高市総理への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に選挙戦全体が支配されてしまった」

via 野田佳彦氏公式Xより引用
中道改革連合の野田佳彦前共同代表が16日、自身の公式ブログを更新。2月8日に投開票が行われた衆院選での大敗を受け、『お詫び(水中の陣)』と題したメッセージを掲載し、現在の心境と再起への決意を明かした。

野田氏は選挙結果について、「新党『中道』は比例42議席、小選挙区7議席、合計49議席の獲得にとどまり、大敗を喫することになりました。主権者のご審判であり、厳粛に謙虚に受け止めたいと思います」と総括。

続けて、「長年仰ぎ見続けてきた先輩や苦楽を共にしてきたかけがえのない同志、将来有望な中堅・若手が議席に届かなかったことは、痛恨の極みです。この大敗の責任は、すべて共同代表である私にあり、その責任は極めて重大です。そのため、先週、『中道』の共同代表を辞任いたしました」と述べ、自らの責任を認めたうえで共同代表の辞任を報告した。

また、今回の選挙戦について、「自民党にガチンコ勝負で負けたという実感はありません。高市総理への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまったように思います。何とも言えない独特の『時代の空気』に、私たちの訴えが飲み込まれてしまいました」と振り返った。

そのうえで、「日本の社会は、時々えも言われぬ『空気』に支配されることがあります。しかし、それは、常に危うさを伴います。『ふわっとした空気』が『極論』に安易な解決を求める発想へと向かわないように注意しなければなりません」と警鐘を鳴らした。

さらに、「全国を回る中で、『物価高で生活が苦しい』『分断と対立に危機を感じる』という切実な声を確かに聞きました。生活の安心と平和を守る『穏健な政治勢力』として、中道のかたまりを作るという方向性は決して間違っていなかったと思います」とも記し、これまで掲げてきた中道路線の意義を強調した。

野田氏は最後に、「新しく選出された代表の下で、中道の『種火』を絶やすことなく、その熱を伝播していきたいと思います」「苦しい戦いになるでしょうが、間違っていることは正々堂々と質し、今まさに苦しむ人へ手を差し伸べられるよう全力で頑張ります」などと決意を示し、「背水の陣どころか水中の陣です。ドボンと落ちた水の中から浮かび上がり、崖に爪立て這い上がる決意です。引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。