自民・高市早苗総裁、「仮に総理になれたら…」Xで人事方針を説明

via 高市早苗氏公式Xより引用
自民党の高市早苗総裁が12日、自身のX(旧Twitter)を更新し、党内で進められている人事について言及した。

高市氏は投稿の冒頭で、「自民党内では、衆参役員の皆様が一体となって、私が申し上げてきた『全員活躍』『全世代総力結集』の人事を進めて下さっていて、感謝にたえません」と述べ、党内の協力体制に感謝を示した。

続けて、「人数が少なくなった自民党では、本当に全員に役職に就いて頂かなければ、党運営も政策構築も追い付かない現状です。変えたのは、人事の順序でした」と述べ、今回の人事方針の特徴を説明。「私は、過去に足掛け3期、政調会長を務めましたが、困ったのは組閣が終わるまで本格的な政調会人事に着手できなかったことでした」と振り返った。

そのうえで、「しかし、今回は、『先ずは党内人事をやって頂いた上で、内閣で起用する人は党から引き抜く』という前提を早々に党役員に伝えましたので(少数与党ですから、仮に総理になれたら…ですが)、スピード感があります」と明かした。

また、「総裁就任日に各国会議員の得意分野のアンケートも発出しましたので、全体像は『適材適所』の人事になると思います」とし、個々の専門性を生かした配置を意識していることも明かした。

投稿の最後では、「とにかく、物価高対策など重要な党内議論を先にスタートさせたい一心です」と結び、経済課題への早期対応に意欲を示した。