via 枝野幸男氏公式Xより引用
立憲民主党元代表の枝野幸男氏が29日、自身のX(旧Twitter)を更新し、クマ被害と自衛隊の活動に関する日本経済新聞の報道に対し、苦言を呈した。
発端となったのは、日本経済新聞電子版のXアカウントが投稿した「クマ被害多発、自衛隊出動でも銃で駆除難しく」と題した記事ポスト。「自衛隊の武器使用を巡っては、憲法9条の規定もあり厳しく制限されています。犠牲者数が過去最悪となるなか、どのような対応が可能なのでしょうか」などと記事を紹介していた。
枝野氏は、この日経新聞の投稿を引用した上で、「防衛出動の場合ならともかく、災害派遣、害獣駆除の場合の銃などの使用に、憲法9条はまったく関係がありません。日本経済新聞ともあろうものが、こんな基本的な間違いを報じないでください」と強く苦言を呈した。
さらに枝野氏は、Xユーザーからの意見に応じる形で、「自衛隊の武器使用には慎重であるべきですし、そのためには隊員を守る視点も含めた慎重な検討に基づく法整備も必要です。ただ、国際紛争に関する憲法9条とは別次元の話です」と補足した。
なお、日経新聞のポストには、既にXの「コミュニティーノート」が付されており、「憲法9条は、日本の国権の発動としての戦争や武力行使を国際紛争解決の手段として永久に放棄することを定めています。熊による攻撃は自然災害・野生動物による危害であり、国際紛争ではありませんので憲法9条が適用されません」「武器の使用制限は自衛隊法第95条に基づき、職務上警護する人や武器等を防護するため、事態に応じて合理的に必要と判断される限度で行われます」などと、自衛隊の武器使用制限をめぐる法的根拠が指摘されている。
発端となったのは、日本経済新聞電子版のXアカウントが投稿した「クマ被害多発、自衛隊出動でも銃で駆除難しく」と題した記事ポスト。「自衛隊の武器使用を巡っては、憲法9条の規定もあり厳しく制限されています。犠牲者数が過去最悪となるなか、どのような対応が可能なのでしょうか」などと記事を紹介していた。
枝野氏は、この日経新聞の投稿を引用した上で、「防衛出動の場合ならともかく、災害派遣、害獣駆除の場合の銃などの使用に、憲法9条はまったく関係がありません。日本経済新聞ともあろうものが、こんな基本的な間違いを報じないでください」と強く苦言を呈した。
さらに枝野氏は、Xユーザーからの意見に応じる形で、「自衛隊の武器使用には慎重であるべきですし、そのためには隊員を守る視点も含めた慎重な検討に基づく法整備も必要です。ただ、国際紛争に関する憲法9条とは別次元の話です」と補足した。
なお、日経新聞のポストには、既にXの「コミュニティーノート」が付されており、「憲法9条は、日本の国権の発動としての戦争や武力行使を国際紛争解決の手段として永久に放棄することを定めています。熊による攻撃は自然災害・野生動物による危害であり、国際紛争ではありませんので憲法9条が適用されません」「武器の使用制限は自衛隊法第95条に基づき、職務上警護する人や武器等を防護するため、事態に応じて合理的に必要と判断される限度で行われます」などと、自衛隊の武器使用制限をめぐる法的根拠が指摘されている。