堀江貴文氏、“現金のみ”の焼き芋屋めぐりYouTubeで改めて持論「自分のスマホでPayPay受け取りゃいいだけ」「手数料ってそんなに高くない」

実業家の堀江貴文氏が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同日X(旧Twitter)に投稿し議論を呼んだ“現金決済しかできない焼き芋屋”について、あらためて見解を述べた。

堀江氏は、自身が主演を務めるミュージカル『ブルーサンタクロース』の公演後に銀座へ飲みに行った際、友人に「めっちゃ美味いよ」と勧められた銀座6丁目付近の焼き芋店を訪れたという。

堀江氏は、「めちゃくちゃトロトロの長ひょろい焼き芋だったんですけど、めっちゃ旨くて甘くて」と焼き芋を絶賛しつつも、支払いの際、「『現金しか使えません』って。え、現金しかないの?俺現金持ってねえよって」という状況になったという。

結局は友人に現金で買ってもらったが、堀江氏は「PayPayぐらい使えろよって言ったら、『PayPay、審査に落ちたんです』とかって言ってたんだけど、今思えば店主が自分のスマホでPayPay受け取りゃいいだけだよ」と振り返った。

さらに、「俺、その場で『スマホある?今からペイペイインストールして。そこに送るよ』って言っても良かったなっていう気が今更ながらしてきました」と悔やんだ。

「リプ欄が地獄」…中国との比較論も

堀江氏は同日、自身のXにも、焼き芋屋の写真を添えて「ここの銀座の美味しい焼き芋屋がPayPay登録できないとか言って現金決済しかできないんだけど本当?」などと投稿しており、ネット上で大きな議論を巻き起こした。

堀江氏は、その反響について「リプ欄が地獄のようになっていて相変わらずなんか『手数料が高い』だの(略)『日本の現金文化は素晴らしい』とか、クソみたいなリプがどんどんついてきて、何言っても効かねえなこいつらはみたいな」と嘆いた。

また、堀江氏は中国のキャッシュレス事情にも言及。「中国行くとWeChat Pay(ウィーチャットペイ)とAlipay(アリペイ)なかったら生活できないですからね。しかも信用クレジットスコアが付いてて。あと、DiDiっていうタクシー配車みたいなやつとかそういうの全部入ってんですよ。だからタクシー呼ぶ時もそのペイアプリから呼ぶし。呼んどけば、ペイで勝手に決済してくれてるから、別に決済何もする必要ないですよね」と、ペイアプリの利便性を強調した。

さらに、中国ではペイアプリに信用クレジットスコアが紐づいていることで、「返済期日が遅れちゃったりとかするとクレジットスコアが下がるんで、みんな必死になって返すんですよね」と指摘。

「信用クレジットスコアが上がってくると手数料が下がったりとか、いろんなベネフィットがあるんですけど、そうすることによって犯罪も減ってるんですよね。金融犯罪とかそういうのやったら、もうWeChat Payとか使えなくなっちゃったりとかするんで」と、中国のキャッシュレス事情を説明した。

一方、日本の状況については、「日本は現金にハイブリッドになっちゃってるから。ATMから現金を引き出すコストとか盗難に遭うコストとか、そういうの考えると実は手数料ってそんなに高くないんだよね、日本でも実はね」と指摘した。

最後に堀江氏は、「是非、あの銀座6丁目の焼き芋屋さん、めちゃくちゃうまいんでPayPayに対応して欲しいです。なんならね、ご主人のスマホにPayPayアプリを入れといてくれれば、僕それで今度からPayPayアプリで送金しますんで」と呼びかけ、笑顔で締めくくった。

焼き芋屋でPayPayが使えませんでした…