爆風スランプのドラマー、中国公演中止に怒るミュージシャンに疑問「よく理解できない」「この国でロックをやるということは…」

via Funky末吉公式Xより引用
ロックバンド・爆風スランプのドラマーとして知られるファンキー末吉が26日、自身のX(旧Twitter)を更新。高市首相の台湾有事をめぐる答弁に端を発し、日本のアーティストによる中国公演の中止が相次いでいる状況について、長年の経験に基づく私見を述べた。

発端となったのは、中国公演の中止に関して、一部のミュージシャンが高市首相に怒りを表明していることに対し、あるXユーザーが「公演中止したのは中国なのに何で日本政府に怒りを向けるんですかね?」と疑問を示したこと。

中国ロックシーンの発展に40年近く携わってきたファンキー末吉は、この投稿を引用したうえで、「中国ロック40年の歴史の中で、それこそ数限りないほどの公演が中止されてきたのを見てきた。たった一度の公演が中止されたからといってそんなに怒ってたりすることが私にはよく理解できない。みんなずっとここでそうやってロックをやってきた。この国でロックをやるということはこういうことだと思う」と私見をつづった。

このファンキー末吉の投稿に対し、Xユーザーからは「末吉さんの言葉は重い…何故なら中国ロック40年と言い切れるだけ関わっていらっしゃるから…」「さすが末吉さん。中国への理解度が普通の日本人と全然違う」「あなた以上にこの件へのアンサーを持ち得る人物はいません」といった共感や納得の声が多く寄せられている。