人気7人組アイドルグループ、悪質な迷惑行為に声明「芸能活動の継続を困難に」「法的措置」も検討

人気アイドルグループ・FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)が4月19日、公式サイトを通じて、ファンや一般に向けて「迷惑行為に関するお願い」と題した声明を発表した。

同グループは、「事実と異なる内容による批判」や「根拠のない情報の拡散」、「盗撮と思われる行為」さらには「公私にわたる過度な接触」といった迷惑行為が相次いでいることを受け、再三のお願いとして改めて注意を呼びかけた。近年、SNS上ではメンバーに関する根拠不明な情報が拡散され、ファンの間でも混乱を招いていた。

また、最近では、グループやメンバーの名前を無断で使用し、飲食店などに祝い花を出すといった行為も確認されたという。公式声明では「当グループおよび個人とは一切関係がございません」と明記し、誤解のないよう注意を呼びかけている。

さらに、「皆様からのご声援を活動の糧としておりますが、こうした行為は本人の心身に大きな負担を与えるだけでなく、健全な芸能活動の継続を困難にする恐れがございます」とし、応援の在り方についても言及。「タレントの人権やプライバシーを尊重し、適切な距離を保った応援をいただきますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。

最後に、「一部の過剰な行為については、警察への相談や発信者情報開示請求、損害賠償請求等の法的措置を講じる場合がございますことを、予めご了承ください」とし、毅然とした対応を取る姿勢を示した。

FRUITS ZIPPERは、原宿発のカルチャーを発信するKAWAII LAB.プロジェクトから誕生した7人組ガールズグループで、2022年にデビューを果たした。代表曲「わたしの一番かわいいところ」は、キャッチーな振り付けと親しみやすい歌詞が話題を呼び、TikTokをはじめとするSNSで爆発的な拡散を見せた。2025年6月には、さいたまスーパーアリーナ公演が予定されており、さらなる活躍が期待されている。