ひろゆき氏、米山隆一議員の移民問題めぐる投稿に異議「机上の空論を言う政治家が増えると日本は悪くなる」 米山氏反論「詭弁です」

実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が16日、自身のX(旧Twitter)を更新し、立憲民主党・米山隆一衆院議員の移民問題めぐる投稿に疑問を呈した。

事の発端は、外国人労働者を受け入れを訴える米山氏のポストに対し、Xユーザーが「AIやロボ技術により労働人口問題は解決するのに外国人労働者を受け入れる理由を教えて」といった趣旨の疑問を投げかけたことだった。

この指摘に対し米山氏は、「本当に5~10年後にAI・ロボット技術で単純労働が必要なくなったら、育成就労他の在留資格を更新せず、ビザが切れた所でお帰り頂けばよい事です。ビザとはそう言うもので、特段問題ないし、そもそも外国人労働者もそう言う積りで来ています」と反論した。

■ひろゆき氏「机上の空論」

ひろゆき氏はこのやり取りを引用し、「滞在ビザが切れて帰国しない移民が多いので世界中で問題になってます。難民申請が却下されビザのないクルド人が帰国せずに埼玉県でトラブルになってます。日本語しか話せない日本生まれの移民の子を親の母国に帰すのは難しい」と持論を展開。

その上で「現実を知らない机上の空論を言う政治家が増えると日本は悪くなるよね」と皮肉を込めた。

■米山氏が反論「原則と例外を混同した詭弁」

このひろゆき氏の投稿に対し、米山氏は反論を投稿。「之も制度の原則と例外を混同した詭弁です」と書き出し、「①技能実習で現在1万人弱の所在不明者がいますが殆どの人は帰国しています②難民申請を繰り返して在留し続ける事は出来ない法改正がされています③子供がいる場合例外的に在留特別許可が与えられ得ますが原則帰国です。例外は例外として対処するのは当然です」とつづった。