セブン&アイHD、ユニフォーム画像の「中国(台湾)」表記に批判相次ぐ…投稿を削除し謝罪

※削除されたセブン&アイHD公式Xの投稿

セブン&アイ・ホールディングスが11日に公式X(旧Twitter)に投稿した内容をめぐり、国・地域の表記が不適切との声が寄せられ、同社が謝罪する事態となった。

問題となったのは、7月11日の「セブン‐イレブンの日」に合わせて投稿された画像。世界各国のセブン‐イレブンで使われているユニフォームを紹介する企画で、アメリカ、ハワイ、オーストラリア、デンマーク、韓国など各国・地域ごとのデザインを紹介していた。

しかし、画像内で台湾のユニフォームについて「中国(台湾)」と表記していたことから、SNS上では「台湾は台湾です」といった批判や疑問の声が日本や台湾のユーザーを中心に多数寄せられた。

これを受け、セブン&アイ・ホールディングスは12日夜、該当投稿を削除し、Xに「当社の公式SNS投稿に関するお詫び」と題した文章を投稿した。

投稿では「当社の公式SNSアカウントにおいて本年7月11日に投稿いたしました『世界のセブン‐イレブンのユニフォーム』の画像に記載された一部の国・地域の名称における表記につきまして、多くのご意見をいただいております」と報告。

続けて「この度の投稿は配慮に欠けるものであったと当社として真摯に受け止め、当該投稿を削除するとともに、ご不快な思いをされたすべての皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪をした。

最後に「当社といたしましては、この度の反省を踏まえ、今後はよりいっそうの配慮のもと投稿を行ってまいります」と結んだ。