紀藤正樹弁護士、万博の黒字報道に疑問「建設費2350億円を別会計にして黒字と自賛されても困ります」

弁護士の紀藤正樹氏が8日、自身のX（旧Twitter）を更新。大阪・関西万博の運営費が黒字となる見通しが示されたとの発表に対し、疑問を呈した。

紀藤氏は、朝日新聞が報じた「万博の運営費、230億～280億円の黒字見込み 建設費は別」と題された記事を引用。

その上で、「建設費2350億円を別会計にして黒字と自賛されても困ります。建設費はどこから捻出？また別会計の黒字はどこに行くのでしょう？」と疑問を呈し、「深堀記事がほしい」とつづった。

この紀藤氏の投稿に対し、Xユーザーからは「数字はどこを切り取るかで変わってしまうってことです」「大きなイベントの収支が不透明。オリンピックもそう」「そもそも文化事業の建設費で赤字だ黒字だって発想がダメ」「まだこんなレベルの低い議論してるんですか。経済効果って言葉知ってますか？」「運営収支は、建設費を含めないのが一般的ですよ」といった、さまざまな声が寄せられている。