ひろゆき氏、格差拡大めぐり私見「資産課税をした方が良いと思う派です」

実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏が13日、自身のX(旧Twitter)を更新し、格差拡大と税制のあり方について私見を述べた。

発端は、元明石市長で泉房穂参院議員がパーソナリティを務める11日放送のラジオ番組に、ひろゆき氏がゲスト出演したこと。泉房穂氏は番組内容を伝えるネット記事を引用したうえで、自身のXに「格差がドンドン広がっていっている。“お金持ち”は資産を持っているだけで、ますます豊かになっていき、庶民はコツコツと働き続けても、生活はますます苦しくなっていっている。何かが間違っているとしか思えない。その何かとは『政治』だと私は思っている・・・」とつづった。

これを受け、ひろゆき氏は泉房穂氏の投稿を引用したうえで、「働きまくって稼ぐと所得税50%取られます。金持ちが自分で働かずに手に入れる金融所得は20%で済む。金融所得と所得税を分けるのではなく、総合課税で、金持ちも50%払うようにするか、資産課税をした方が良いと思う派です、」と私見をつづった。

ひろゆき氏の投稿に対し、Xユーザーからは「金融所得を持っている側の人たちが仕組みを変えたがるとは思えません」「放置しておけば格差は永遠に拡大し、労働者がバカを見る社会に。既になってるけど」「金持ち=悪じゃないけど、税の設計は見直す時期だと思う」「働きまくったら50%取られる方がおかしいんじゃないの?」「総合課税にすると資本逃避が起こる」など、賛否両論さまざまな声が寄せられている。