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三菱UFJ銀行は23日、新潟支店の元行員が顧客に架空の金融商品を提案し、現金約4000万円をだまし取っていたことを発表した。
同行によると、元行員は60代の男性で、1995年から2021年2月まで新潟支店にて店頭庶務担当として勤務していた。
問題の行為は2007年から2016年にかけて発生し、対象となったのは個人顧客1名。店外にて架空の金融商品を複数回にわたり提案し、現金を受け取っていた。さらに2020年には、同行名義の偽造された預り証書を顧客に交付することで、詐取した資金が正規の商品であるかのように装っていたという。
現金詐取については既に公訴時効が成立しているが、偽造文書の交付については2024年11月に刑事告訴が行われ、有印私文書偽造・同行使の罪で新潟地方検察庁に起訴された。被害者に対しては、同行が全額補償を済ませているという。
同行は、本事案の発生原因について、「管理手続・ルールの運用、拠点内での相互牽制やマネジメントからの牽制・モニタリングに課題があったと考えております」と説明。「全行をあげて再発防止に取り組み、お客さまや関係する皆さまからの信頼の回復に努めてまいります」とコメントしている。
同行によると、元行員は60代の男性で、1995年から2021年2月まで新潟支店にて店頭庶務担当として勤務していた。
問題の行為は2007年から2016年にかけて発生し、対象となったのは個人顧客1名。店外にて架空の金融商品を複数回にわたり提案し、現金を受け取っていた。さらに2020年には、同行名義の偽造された預り証書を顧客に交付することで、詐取した資金が正規の商品であるかのように装っていたという。
現金詐取については既に公訴時効が成立しているが、偽造文書の交付については2024年11月に刑事告訴が行われ、有印私文書偽造・同行使の罪で新潟地方検察庁に起訴された。被害者に対しては、同行が全額補償を済ませているという。
同行は、本事案の発生原因について、「管理手続・ルールの運用、拠点内での相互牽制やマネジメントからの牽制・モニタリングに課題があったと考えております」と説明。「全行をあげて再発防止に取り組み、お客さまや関係する皆さまからの信頼の回復に努めてまいります」とコメントしている。