「電波少年」「ボキャブラ」で活躍した芸人、所属事務所から契約解除される 理由は「モラルに欠けたSNS運用」

お笑いコンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷が3月21日、自身のX(旧Twitter)を更新し、2月末をもって所属していた芸能事務所「サンミュージック」から契約解除されていたことを明かした。

加賀谷は「2/28をもってハウス加賀谷は所属事務所サンミュージックを契約解除になりました」と報告。その理由については、「芸人としてモラルに欠けたSNS運用により事務所に多大なご迷惑をお掛けしたからです」と説明している。

続けて、「コンビとして復帰した僕を拾ってくれたご恩に報いることが出来ず慚愧に耐えない気持ちでいっぱいです」と謝罪の思いを綴り、最後には「ありがとうございました!」と頭を下げるように締めくくった。

ネット上では、「何をやらかしたのかは分からないけど、残念」「あの松本ハウスがこんな形で話題になるとは…」「SNSが原因って、芸人さんも大変だな」「せっかく再起したのに勿体ない」など、驚きと落胆が入り混じった声が広がっている。

加賀谷は1990年代に相方・松本キックとともに「松本ハウス」として活動。『タモリのボキャブラ天国』や『進め!電波少年』など、当時の人気バラエティ番組で一躍注目を集めた。しかし、1999年に加賀谷が統合失調症と診断され、芸能活動を休止。その後は治療とリハビリに専念し、2013年には自身の闘病体験を綴った著書『統合失調症がやってきた』を出版、話題となった。現在はお笑い活動と共に統合失調症に関する講演活動や映画会なども開催している。