紀藤弁護士、伊東市長の“学歴詐称疑惑”対応に再び疑問呈す「私だけではないと思います」

via 紀藤正樹公式Xより引用
弁護士の紀藤正樹氏が28日、自身のX(旧Twitter)を更新し、静岡県伊東市の田久保真紀市長に浮上した「学歴詐称疑惑」に関して再び見解を述べた。

紀藤氏は、「初当選直後に出回った“怪文書”…学歴詐称疑惑で田久保市長ついに会見開催へ」と題したネット記事を引用したうえで、「疑惑の解明よりも怪文書への対応が先という発想自体が、内部告発事案への兵庫県知事側の初期対応の誤りを想起するのは私だけではないと思います」と投稿した。

紀藤氏は、今月25日にも自身のXで「東洋大学を卒業してればそう答えれば良いので、弁護士預かりなど必要ないのでは」と疑問を呈していた。

問題となっているのは、市の広報誌などで「東洋大学法学部を卒業」と記載されている田久保市長の学歴の真偽について。匿名の手紙による通報をきっかけに疑惑が生じ、議会で追及が本格化した。

今月25日の代表質問で市議が真偽をただしたところ、田久保市長は「怪文書の要求には応じない」などと明確な回答を避けた。また、会見を求める声に対しては「まず私としては怪文書の出所と特定を最優先させていただきたい」などと返答していた。

田久保市長は疑惑の影響が拡大していることを受け、来週にも会見を開く意向を表明。卒業証書や卒業アルバムなどを持参する考えも示している。