米山隆一氏、参政党さや氏の本名公表めぐり私見「『夫婦別姓にしたら家族の絆が壊れる!』と仰っている党の方が…」

via 米山隆一氏Xより引用
立憲民主党の衆院議員・米山隆一氏が24日、自身のX(旧Twitter)を更新。20日に投開票された参院選で初当選を果たした参政党の新人候補・さや氏(塩入清香氏)が、本名を伏せたまま選挙戦を行っていたことについて、疑問の声を上げた。

前日23日、参政党は公式サイトで「さやの本名は『塩入清香(しおいりさやか)』と申します」と公表。本名の公表を控えていた理由については、「本人の家族の健康状態を考慮」した上だとし、「家族は重い心臓疾患を抱えており、選挙期間中に想定される取材や過度な関心が、心身の負担となることを強く懸念しておりました」などと説明していた。

米山氏は、「参政党さや氏の本名『公表できるはずがないだろ!』関係者が経緯説明『御主人が超有名人で…』」と題した日刊スポーツの記事を引用。

そのうえで、「政治家のプライベートに興味はないですが、しかし、『夫婦別姓にしたら結婚したかどうかわからなくなる!』『夫婦別姓にしたら家族の絆が壊れる!』と仰っている党の方が、他のご家庭の絆を壊して結婚した事実を隠して選挙戦を戦うって、どういうこと?とは思います、流石に」と私見をつづった。

こうした中、参政党のさや氏は24日にXを更新し、「現在騒がれている報道に関しまして、一点だけはっきり申し上げます。塩入さんが離婚された4年後に結婚しております。『略奪婚』などでは全くありません。人の道に反するようなことは、一切しておりません」と一部報道を否定。

これを受けて、米山氏は「ご本人から否定のコメントが出ましたので、真偽不明ということで、元のPostは削除します。もっともあくまで真偽不明ということですし、選択的夫婦別姓反対のご主張とは不整合なあり方だとは思います」とつづった。