小泉進次郎氏、文春報道に猛反論「全くの事実誤認」「自民党総裁選に不当な影響を与えかねない」

via 小泉進次郎氏公式Xより引用
自民党総裁選に立候補している小泉進次郎農相が10月1日、自身のX(旧Twitter)を更新し、週刊文春オンラインの報道内容に強く反論した。

問題となったのは、週刊文春オンラインが「《衝撃スクープ》小泉進次郎の地元・神奈川県で高市派自民党員が離党させられていた『826人が勝手に…』前衆院議員が実名告白」と題して配信した記事。これに対し、小泉氏は「報道各位」として声明を投稿した。

小泉氏は「2025年9月30日夜に配信された週刊文春オンラインの記事は、事実に反する内容を印象付けるもので、自民党総裁選に不当な影響を与えかねない記事であり極めて遺憾です」と冒頭で指摘。そのうえで、「そもそも私は、自民党神奈川県第9選挙区支部において起こった出来事については、今回初めて知ったところであり、全く関知しておりません」と、自身の関与を否定した。

さらに、「本件は、衆議院総選挙後の本年6月に自民党神奈川県第9選挙区支部において、支部長の衆院選落選に関連して起こったものです。これ自体参議院選挙以前の話であり、参院選の敗北等に伴う総裁選挙の開催に関連しようがない出来事です」と指摘。にもかかわらず、「あたかも、総裁選挙が行われることを前提として、自らに有利になるように私や私の関係者が何らかの動きをしたかのように印象づける内容となっており、著しく事実に反します」と反論した。

また、記事で触れられた参議院議員との懇親会についても「参議院選挙の慰労が目的であり、あたかも石破総理の退陣を前提として、次を意識して総裁選挙の準備を行っていたかのような内容は全くの事実誤認です」と反論した。

最後に小泉氏は、「自民党総裁選挙の最中に、このようなそもそも私の関知しない事実を、あたかも総裁選のために私や私の関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえません」と主張。「このような事実に反する報道に対し、私の代理人である弁護士とも相談の上、強く抗議するとともに記事の訂正を求めて参ります」と結んだ。