大谷翔平“リハビリ登板”批判にロバーツ監督が反論「我々は大谷を守りたい、試合にも勝ちたい」

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が出演するABEMAのインタビュー企画『おはようロバーツ』の最新回が7月21日(月)に放送され、これまでの放送で紹介しきれなかった未公開インタビューが一挙に公開された。

話題の中心となったのは、大谷翔平選手の“リハビリ登板”に関する一部の批判への監督の反論である。

一部で「実戦でリハビリをしているようで相手選手に失礼では?」という批判の声が上がっていたことについて、ロバーツ監督は「どこが失礼なのか理解できない」と語り、「翔平は1〜3イニング投げて二刀流でドジャースを助けてくれている」と、その貢献を強調した。さらに「すべての人を満足させられない。それぞれ意見が違いますから」「我々は大谷を守りたい、試合にも勝ちたい」と述べ、大谷起用への理解を呼びかけた。

また、大谷選手への死球で猛抗議の末退場になったロバーツ監督が、退場後は監督室でワインを飲んでいたと明かしたインタビューでは、「フレディ・フリーマンとはよく飲みます」と、試合後にフレディ・フリーマン選手と一緒にワインを飲むこともあると明かした。

そのほか、山本由伸投手や佐々木朗希投手についても多くの裏話が飛び出した。ロバーツ監督は、4月に月間MVPを受賞した山本投手について「由伸には“ある特徴”があります」と語り、「デグロムと対戦した時に(由伸は)『彼を超せないにしろ同じレベルで投げないと』と思ったはず」「今年最高の投手の1人であるデグロムとの対戦でパフォーマンスを上げていた」と分析。強敵との対戦によって能力を最大限に引き出す山本の特性に言及した。

また、佐々木投手がメジャー7試合目で初勝利を挙げた際には、自身のルーキー時代を思い返し「メジャーデビュー戦でヒット、盗塁、そしてホームインを果たした」と述べ、思い出に浸る一幕もあった。

番組終盤では、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァがサプライズ登場。ゴルフ練習中のロバーツ監督に突撃し、「弁護士です」と自己紹介。これに対し、ロバーツ監督は思わず「OK、OK」と返し、スタジオには笑いが広がった。次回は、ゆりやんによるロバーツ監督への本格インタビューが配信される予定だ。

『おはようロバーツ』#15は現在もABEMAで無料配信中。YouTubeでも同様の内容が視聴可能となっている。