紀藤弁護士、サントリー新浪会長めぐる事件に見解「“THC”が大麻由来であることは国際感覚あれば常識」「かなり弁解が難しい」

via 紀藤正樹氏公式Xより引用
弁護士の紀藤正樹氏が2日、自身のX(旧Twitter)を更新。サントリーホールディングスの新浪剛史会長が購入したサプリメントを巡り家宅捜索を受けていた件について、私見を述べた。

紀藤氏は、日テレNEWSが報じた「サントリーHD・新浪会長が辞表提出 福岡県警が先月家宅捜索」と題する記事を引用し、「重大事案。捜査の行方が気になる」と投稿した。

続く投稿では、「新浪会長事件ですが、輸入案件ですから、捜索根拠となった麻薬等取締法違反の疑い以外にも、関税法違反にもあたる可能性があります」と述べ、捜査の広がりに言及した。

さらに、サントリーホールディングスによる会見を受けての見解も投稿。「会見を見ましたが、“THC”が大麻由来であることは国際感覚あれば常識。サプリメント企業の専門家たる新浪氏においては、さらに常識だったと思われ、“THC”自体の購入の認識はあったということであれば、合法の商品で違法を知らなかったというのは、かなり弁解が難しいと思われます」と指摘した。