GACKT、日本人が英語を話せない理由を熱く語る「陰謀論と騒ぐヤツも出てきそうだが」

via GACKT公式Xより
アーティストのGACKTが20日、自身のX(旧Twitter)を更新し、日本の英語教育に対する持論を展開した。

GACKTは「日本人はテストや点数重視の英語勉強が多いが、大事なのは点数よりも生きた英語」とし、「点数だけの英語は誰かに評価される時にしか役に立たないが、生きた英語は人生を豊かにしてくれる。だが、そんな素敵な英語の話者は日本には少ない」と持論を展開。

続けて、「日本の英語教育は期間だけみれば十分に確保されている。ところが、これだけ長い間、英語を勉強しても国民のほとんどが英語を話せない。世界から見ると『なんで?』となるわけだ」と指摘した。

その原因については、「教育システムそのものに欠陥があるとしか言いようがない」とし、「実は戦後、GHQ体制で出来た今の英語教育システムでは、そもそも英語を話せるようにはならないというデータが明確に出ている。実際に、GHQは日本人に英語を使わせないためにこの教育システムにしたという話があるほどだ。まあ、こんなこと言うとすぐに陰謀論と騒ぐヤツも出てきそうだが」と私見をつづった。

さらに、「まあ、日本の英語のテストで高得点を取っても、英語を”使える”には直結しないということは多くの者が周知しているだろう。これじゃダメだ。国際社会と言いながら、意図的とも思える日本人の世界からの言語の孤立。この孤立からの脱却が今まさに必要なんじゃないか?」と指摘。

最後に「日本人は英語が苦手なんじゃない。英語をそもそも話させないようにしていると思わざるを得ない教育体制に大きな問題がある。英語を使うには、学校以外の勉強が必要なのが現実問題だ」と締めくくった。

このGACKTの投稿に対し、SNS上では「ずっと昔からそのことは指摘されてるのになんも変わってないんだよね」「確かに。英語5だった友人が、外国人に道を聞かれて?ってなってました」「10年近く英語を習ってる若者より、観光地の必修英語の無かった高齢者のほうが話せたりするよね笑」「日本人が英語を話せないのは、日本で生きるために必要ないからなんですよね」など、さまざまな声が上がっている。