GACKT公式Xより (18369)

via GACKT公式Xより
歌手のGACKTが27日、自身のX(旧Twitter)を更新し、大阪・関西万博で起きた「土下座問題」について私見を述べた。

GACKTは、「大阪万博で、案内ができなかった係員に客が言い寄り、土下座させたという記事を見た」と切り出し、「それを“土下座万博”なんてふざけた言葉でバズらせてる。正直、気持ち悪いにも程がある」と厳しい言葉で苦言を呈した。

また、「たしかに、係員は『仕事』として立っている以上、場所を把握して案内できるのは当然の『役割』かもしれない」としつつも、「現場にはいろんな事情もあるだろうし、みんなの会社にも仕事が出来る者ばかりじゃないはずだ」と指摘。

続けて「客にとっては運営の都合なんて関係ないのは分かる」と理解を示しながらも、「罵倒して、土下座までさせた客の行動。これには違和感しかない」と強い違和感を示した。

さらにGACKTは、「万博ってのは本来、各国が最新技術や文化を持ち寄って、未来へ繋げるための“交流の場”だろ?」とした上で、「こんな見苦しい姿を晒してどうする?」「この20年で、日本の民度が落ちていることが悲しい。カスハラなんてのは民度の低下を表している代表例だろ?」と嘆いた。

最後に「もう少し広い心で行く側も楽しんでもらいものだが」と締めくくっている。

この投稿に対して、X上では「本当にそう思います」「子供達も行くんで、広く優しくあってほしい」と賛同の声が寄せられたほか、「みんなきっと心に余裕がないんだよね」と現代社会の余裕のなさを指摘する声もみられた。

一方で、「警備員自ら土下座したという情報もある」「土下座させたのではなく、勝手に土下座したから怒鳴ったそうだ」と、事案の詳細を補足する意見も上がっている。

なお、複数の報道機関が伝えたところによれば、日本国際博覧会協会は土下座について「来場者による強要はなかった」と説明している。警備員は、来場者から駐車場の場所を尋ねられたが正確な場所を把握していなかったため、会場情報が表示されるデジタルサイネージ(電子看板)を案内。来場者がサイネージに向かうのを見送っていたところ、睨んでいると誤解され、来場者に詰め寄られため、身に危険を感じて自ら土下座をしたとのことだ。

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