Aalborg Zoo Facebookより引用 (22061)

via Aalborg Zoo Facebookより引用
デンマーク北部にあるオールボー動物園が、Facebook上で「ウサギ、モルモット、ニワトリなどの小動物を捕食動物の餌として寄付してほしい」と呼びかけ、SNS上で大きな波紋を広げている。

オールボー動物園は、「動物園は小さなペットの寄付を受け付けているのをご存知でしたか?」と問いかけ、「ニワトリ、ウサギ、モルモットは肉食動物、特にヨーロッパオオヤマネコの重要な食料源です。動物園には、動物の自然な食物連鎖を模倣する責任があります」などと説明。

そのうえで、「様々な理由で手放さなければならないペットがいる場合、動物園への寄付を受け付けています」と呼びかけた。

動物園によると、寄付された動物は「訓練を受けたスタッフが安楽死させ、餌として利用する」という。この方法により、「何も無駄にせず、肉食動物の自然な行動、栄養、幸福を確保する」としている。

この動物園の投稿には多くのコメントが寄せられ、SNS上では議論が広がっている。

「こんなことを思いつくなんて、どれだけ病んでいるんだ」
「ふざけるな、そんなことありえないだろう。私のペットは家族だ、餌になんてしない」
「『国の偉大さや道徳的発展の程度は、その国の動物の扱い方で判断できる』- マハトマ・ガンジー。ペットを動物の餌にすることは絶対に容認できない」
「ちょっと、自分たちが何を言っているのか本当にわかってるのか…」
「あなたたちは完全にどうかしている」

一部で「可愛くなくなったからと捨てられたりするよりはずっとマシだ」などといった擁護の声も散見されるものの、批判的な声が多数を占める状況となっている。

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