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アルゼンチンの映画館で、ホラー映画『ファイナル・デスティネーション』シリーズ最新作『Final Destination Bloodlines(原題)』の上映中に、天井の一部が崩落し、観客の29歳の女性が負傷する事故が発生した。

アルゼンチンの現地メディアInfobaeなどの報道によると、被害に遭った女性は、11歳の娘と友人と共に誕生日を祝うため映画館を訪れていた。事故は上映中に突然発生し、「最初は映画の効果音かと思った」と語っている。幸いにも、彼女が肘掛けにもたれ少し傾いていたことで頭部への直撃は免れたが、肩・背中・膝・足首に打撲を負い、現在は精神的ショックへの対応も受けているという。

「まるで映画のワンシーン」 ネットでの反響続々

『ファイナル・デスティネーション』シリーズは、「一度死を免れた登場人物たちが、次々と不運な事故に見舞われて命を落としていく」という設定で知られるホラー作品。運命を避けようとするも、思いもよらない連鎖的な事故によって“死の順番”に追いつかれるというストーリーが特徴だ。

この、あたかも映画のテーマが現実になったかのような“出来事”に、X(旧Twitter)上では驚きとともに、ブラックユーモアを交えたコメントが相次いでいる。
「恐ろしすぎる」
「まるで映画のワンシーン」
「現実が脚本超えてる。これはもう“Final Destination 7”だ」
「まさに“4DX体験”だな。リアルすぎるわ」
「俺が彼女だったら、もう二度とこんな映画見ないね」
「彼らは今後数日間、彼女から目を離すべきではない」
「彼女が運命に勝ったなら、次は誰?」

多くのユーザーが、映画のテーマが現実で再現されたかのような偶然に、驚きを隠せない様子だ。

法的措置の可能性も

被害にあった女性は現地メディアの取材に対し、映画館の対応に不満を示しており、現在法的措置を検討中だという。現場の安全管理体制にも疑問が投げかけられており、映画館側や自治体による対応が注目されている。

■事故現場の映像

Fue a ver "Destino Final" al cine y se le cayó el techo encima

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