著名弁護士、堀江貴文氏“タクシー乗車拒否”騒動に見解「今回のように…」

via 岡野タケシ氏公式Xより引用
実業家・堀江貴文氏がタクシーによる“乗車拒否”を訴えた一件について、弁護士でYouTuberとしても活動する岡野タケシ氏が22日、自身のX(旧Twitter)を更新し、法的見解を示した。

堀江貴文氏は21日に自身のXで、「交差点前の停車禁止区域でもないのに、手を上げてても無視して、私を視認して空車なのに空車じゃなくして、その後信号停止して合図したらニヤリと笑ってまた空車に戻して消えやがった笑。こういうのはいいの?」などとタクシーの対応に苦言を呈し、ネット上で論争になっていた。

岡野氏は、堀江氏の投稿を引用した上で、「法律的には、道路運送法や過去の判例から見ても、正当な理由がなければタクシーの乗車拒否は許されない。今回のように客に落ち度がない状況で故意に乗車を拒否する行為は、明確なルール違反に該当する」と指摘。

さらに、「道路運送法13条では、タクシーなどの一般旅客自動車運送事業者は、一定の場合を除き、運送の引受けを拒否してはならないと定められている。乗車拒否が認められるのは、『乗客が著しく汚れている』『危険行為の恐れがある』などのケースに限られ、単に運転手の都合や感情による拒否は認められていない」と法的な見解を示した。