(出典:高橋伸輔氏公式Xより引用) (25755)

via (出典:高橋伸輔氏公式Xより引用)
漫画「ピエロマン」「テッペン~那須川天心物語~」などで知られる漫画家・高橋伸輔氏(44)の公式Xが1日に更新。高橋氏が今年9月7日に心肺停止の状態で救急搬送され、その後植物状態と診断されたことを、高橋氏の家族が公表した。

高橋氏のXでは、「いつも伸輔を思ってくださっている皆様へ」と題した文書を掲載。「伸輔が9/7に倒れてから今までについて報告します」と書き出し、「2025年9月7日午後、不整脈が起こり心肺が停止しました。救急搬送され、その間もAEDで蘇生処置が行われましたが、正常な心臓のリズムが中々戻らず、脳に酸素が送られない時間が続いてしまいました。ICUに入り、3日間たくさんの機械を使って蘇生しましたが、脳に酸素が送られない時間が長かった為、低酸素性脳症となり、大脳の大部分が損傷し脳幹は生きている状態、植物状態と診断されました」と報告した。

その後の経過についても、「9月中頃に気管切開術を受け、10月の頭にICUを卒業し、同病院の一般病棟に移ったあとも、血圧が低下したり、不整脈が起きたり、排泄がうまくいかなかったり、いつどうなるかわからない状況が続きました」と明かし、危険な状態が続いていたことを伝えた。

一方で、「それでも伸輔はその都度、治療と、皆様の応援の力と自分の力で乗り越えて、今は自分の心臓と肺で呼吸し、意識は無いものの懸命に生きています」とし、「これまで伸輔をあたたかく思い、祈り続けてくださっている皆様の気持ちに心から感謝しています。メッセージや、御守、伸輔の好きなもの、思い出のものなど、たくさん贈ってくださり、闘い続ける伸輔にとってすごく力になっていると思います。伸輔に寄り添う家族も、皆様の伸輔への思いに力をもらい、励まされています」と、応援の声に対する感謝を記している。

最後に、「わたしたち家族は伸輔の意識が戻り、また元気に漫画を描くことを諦めていませんので、リハビリや治療など、できることを探し続けやっていきます。伸輔本人がまたSNSを更新できる日まで、代わりに家族が更新することになります。諸連絡も家族が対応しますので、何卒宜しくお願いします 高橋伸輔の家族より」と呼びかけた。

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