万博記念公園「万博会場ではございません」異例の注意喚起…間違う来場者が続出で

via 万博記念公園公式HPより
大阪府吹田市にある「万博記念公園」が、公式サイト上で「2025年大阪・関西万博の会場ではございません」との注意喚起を行い、SNS上で大きな話題を呼んでいる。

万博記念公園の公式サイトは4月30日、「当公園に『大阪・関西万博』会場と間違えて来られるお客様が大変多くなっています」と題したお知らせを掲載。その中で、「当公園『万博記念公園』(大阪府吹田市)は、1970年大阪万博の跡地に作られた公園です。2025年大阪・関西万博の会場ではございません」と明記し、訪問者に混同しないよう注意を促した。

さらに、「2025年大阪・関西万博は、大阪市此花区・夢洲にて開催されています」と説明し、アクセス方法の案内もあわせて示した。

この呼びかけに対し、SNS上では「外国人観光客なら仕方ないかもしれない」「万博記念公園に行く人が居るのは予想外」「Googleマップで『大阪万博』を調べると万博記念公園が出るからね」「太陽の塔のインパクトが強すぎるのでは?」「せっかく来たんだから見ていって欲しい」といった様々な声が寄せられている。

同公園は1970年の大阪万博(日本万国博覧会)の跡地に整備された施設で、現在も観光地として多くの人が訪れる名所である。公園内には、芸術家・岡本太郎氏による「太陽の塔」が立ち、その象徴的な姿から“万博といえばここ”という印象を抱く人も少なくないようだ。