TikTok100万人超歌手、万博ライブ“ガラガラ写真”公開 「実力不足です」投稿が反響呼ぶ

シンガー・ソングライターの杉本琢弥が27日、大阪・関西万博会場で行われたライブイベント出演後、観客席がほとんど空席の会場写真をX（旧Twitter）に投稿。「実力不足です！」と自虐しつつも前向きな姿勢を示し、大きな反響を呼んでいる。

杉本は27日、万博会場内のEXPOアリーナ「Matsuri」で開催された「株式会社エントリーpresents Japan Expo Paris in Osaka 2025」に出演した。このアリーナは最大1万6000人を収容できる広大な屋外会場である。

ライブ後、杉本は自身のXアカウントを更新。「載せるか悩みましたが。大阪万博！！これ本番です、、！300人くらい！実力不足です！笑」とのコメントと共に、ステージ前方の一部を除き、無数の椅子が空席のまま並ぶ会場の写真を公開した。

投稿では続けて、「来てくれたみんな、いつも応援してくれてるみんなありがと。僕はもっと頑張りますが、みんなは自分なりの応援続けてください！声援最高やったよ！Buddy、売れてみせるね！約束！」と、集まったファンへの感謝、そして今後の飛躍を力強く誓った。

この投稿は1万「いいね」超える大きな反響となり、ネット上では「想像以上の広さで驚いた」「ショッキングな光景」といった驚きの声と共に、「そもそも万博でこのようなLIVEを日々している事さえ知らなかった」「万博場内のイベント告知が不足しているのでは」など、イベント告知に関する指摘も上がった。

多くの反響を受け、杉本はさらにXを更新。「沢山のリアクションありがと！」と感謝し、「せっかく曲書いてるんで マイナスな発言する暇あったらしっかり歌詞と歌にしてみんなに書いて届けるね」「これを機に知ってもらえることも幸せ！」と、あくまでポジティブな姿勢を貫いた。

その後、この件を取り上げたネットニュースに対し、杉本は記事を引用する形で「ありがたいです！ただ断言しときます！万博のせいでは1ミリも無いです！笑」と断言した。

一連の杉本の発言や姿勢に対し、ネットユーザーからは「正直に現実を載せる勇気は素晴らしい」「大阪万博のSTAGEに立っていることが本当に凄いこと」「万博会場までファンが300人も応援しに来てくれたのは凄い」といった称賛や応援のコメントが殺到している。

杉本は熊本県出身、“熊本の彼氏”の愛称でも知られる。ワーナーミュージック・ジャパンに所属し、2018年から活動。男性グループ「BLACK IRIS」の元ボーカルで、現在TikTokのフォロワー数は111万人を超える人気を誇る。今回の出来事をバネに、さらなる活躍が期待される。