紀藤正樹弁護士が27日、自身のX(旧Twitter)を更新。同日、映画監督・園子温氏が記者会見で述べた発言に対し、「大きな勘違いをされています」と異論を唱えた。
園子温氏は27日、日本外国特派員協会で記者会見を開き、自らの性加害疑惑について反論を行った。各社の報道によれば、園子温氏は「複数の女優に対して性的行為を要求するメッセージを送信したこと」「自身と性的な関係を有した女優を映画に出演させていたこと」が東京地裁の判決で真実と認定された、という趣旨の質問を受けた際に、「裁判は主文が大事で、指摘の箇所は後書き感想文みたいなもの」と発言したという。
紀藤弁護士は、この件を報じたネットニュース記事を引用した上で、「判決理由が感想文だなんて、あり得ません。結論に対する判断過程がなければ市民は反論もできないので、判決の必要条件であり重要な部分です。園子温さんは大きな勘違いをされています。」と投稿し、判決理由の重要性を強調した。
紀藤弁護士のこの投稿に対し、Xユーザーからは「裁判所の判決が感想文な訳は無い」「主文以外は感想文とは迷言ですね」「判決理由には既判力がないから相反する主張も許されるという説明を弁護士から受けて感想文みたいなものと頭の中で翻訳したということですかね」といった声が寄せられている。
園子温氏は27日、日本外国特派員協会で記者会見を開き、自らの性加害疑惑について反論を行った。各社の報道によれば、園子温氏は「複数の女優に対して性的行為を要求するメッセージを送信したこと」「自身と性的な関係を有した女優を映画に出演させていたこと」が東京地裁の判決で真実と認定された、という趣旨の質問を受けた際に、「裁判は主文が大事で、指摘の箇所は後書き感想文みたいなもの」と発言したという。
紀藤弁護士は、この件を報じたネットニュース記事を引用した上で、「判決理由が感想文だなんて、あり得ません。結論に対する判断過程がなければ市民は反論もできないので、判決の必要条件であり重要な部分です。園子温さんは大きな勘違いをされています。」と投稿し、判決理由の重要性を強調した。
紀藤弁護士のこの投稿に対し、Xユーザーからは「裁判所の判決が感想文な訳は無い」「主文以外は感想文とは迷言ですね」「判決理由には既判力がないから相反する主張も許されるという説明を弁護士から受けて感想文みたいなものと頭の中で翻訳したということですかね」といった声が寄せられている。
判決理由が感想文だなんて、あり得ません。結論に対する判断過程がなければ市民は反論もできないので、判決の必要条件であり重要な部分です。園子さんは大きな勘違いをされています。 https://t.co/7pAdfXJa2U
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) May 27, 2025