(24007)

静岡県伊東市の田久保真紀市長が12日、自身のX(旧Twitter)を更新し、19日投開票の伊東市議会議員選挙に立候補している候補者の応援演説を行ったことを報告した。

田久保市長は「今日は19日投票日の伊東市議会議員選挙 候補者の片桐もとゆき君の応援演説をさせていただきました!」と書き出し、「伊東駅前の街宣では連休ということもあって観光のお客さまも多く、市民だけでなく観光の方からもお声かけていただいてたくさん記念撮影しました」と当日の様子を明かした。

さらに、「どうかみなさん。伊東市議会に新しい風、新しい力を。政局争いに明け暮れる旧態依然とした政治に終止符を!改革の灯は決して消えない。一歩づつ前へ。そしてその先の未来へ!」と呼びかけた。

田久保市長は今月4日にも、片桐氏を「元航空自衛隊のパイロットで、空を飛びながら『真に日本を守るためには政治を変える必要がある』と決意して政治家を志したという44歳。今後は伊豆高原のメガソーラー問題でも、先頭に立って地域を守ってくれることに期待!!」と紹介していた。

この田久保市長の投稿に対し、Xユーザーからは「今回の市議選は議会判断の是非を問うもので、その他のことは一切関係ありません」「政局争い?全く政局争いになってないですよね?多くの方は田久保市政に終止符を打とうとしてませんか?」「改革とか、何をどう改革するか言わないとね」「まずは自身のミスを潔く市民や市議の方々に謝罪しないと、何を言っても誰も聞く耳を持たないですよ」といった厳しい声が多く寄せられている。

今回の市議選は、田久保市長の学歴詐称疑惑をきっかけに市議会が不信任決議を可決し、これを受けて市長が議会の解散を選んだことにより実施されるもので、市民が田久保市政の継続を支持するかどうかが主要な争点となっている。

関連する記事

ライター