キューピーニュースリリースより (20221)

via キューピーニュースリリースより
キユーピー株式会社が12日、約65年にわたり展開してきた育児食(ベビーフード・幼児食)の生産および販売を、2026年8月末をもって終了すると発表した。

キューピーは1960年の発売以来、65年間にわたり育児食を生産・販売しており、多くの家庭に親しまれてきた。今回終了が予定されているのは全72品目にのぼり、「にこにこボックス」や「レンジでチンするハッピーレシピ」など人気シリーズも含まれる。

生産終了の背景には、販売数量の低迷に加え、原資材価格やエネルギー費の高騰によるコスト増などの厳しい市場環境があるという。

キユーピーは「あらゆる検討を重ね、立て直しを図ってまいりましたが、お客さまにご満足いただける品質を維持しつつ生産を継続することが困難であると判断し、誠に遺憾ながら生産・販売の終了を決定いたしました」と説明している。

なお、同社は、生産・販売の終了にあたって、「急な供給停止によるお客さまやお得意先の皆さまへのご負担を最小限にとどめる」ため、今回の発表から生産終了まで約 1 年間の期間を設けたとしている。

この発表を受け、ネット上では驚きと悲しみの声が広がり、X(旧Twitter)では「キユーピー」がトレンド入りする反響となった。

ネット上では、育児経験のあるユーザーを中心に「めちゃめちゃお世話になってるのに」「ちょっとショックすぎるのですが…」「いや、待って!困る!」「キユーピーの離乳食なくなるのつらすぎる」「キューピーの瓶の離乳食子供も喜んで食べてたからなぁ… 辛い…」など、生産終了を惜しむ声が多く寄せられている。

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