飲料メーカーの異端児・チェリオの新商品にネットざわつく「ここまできたか」「訳わからん」

炭酸飲料の「ライフガード」などで知られる清涼飲料メーカーのチェリオから、またしても話題を呼ぶ新商品が登場した。

その名も「のんあるこーる日本酒風味 Sparkling」。アルコール分0.00%、つまり完全なノンアルコールでありながら、日本酒の味わいを追求した炭酸飲料である。日本酒を製造する工程で生まれる酒粕をさらに発酵させたエキス末を配合し、日本酒らしさを再現したという。

販売は関西・中部・沖縄のチェリオ自販機、および全国の一部量販店で行われている。なお、アルコール分0.00%ではあるが、「20歳以上の方の飲用を想定した商品です」としている。

このノンアルなのに“日本酒”風味というユニークな新商品に、ネット上はにわかにざわつきが広がっている。

「チェリオもここまで来たか」「チェリオ訳分からん商品出しすぎ」「いつも訳わからないけどこれはさすがに意味わからない」といった驚きや困惑の声が上がる一方、「チェリオ、昔からまともな商品作らない傾向はあるから」「相変わらず、我が道を進んでるな」など、同社らしい挑戦的な商品開発と受け止める声も少なくない。

実際に飲んだ人からは、「甘くて美味しく甘酒みたいな感じ」「普通に美味しかったし、完成度が高かった」「これ結構美味しかった」といった好意的な感想が上がっており、その味わいは意外にも好評のようだ。

チェリオはこれまでにも「ちゃんこ風スープ『どすこい』」や「台湾カステラソーダ」「やきいもオレ」など、一般的なメーカーなら会議段階で止まりそうな企画を、容赦なく世に送り出してきた。今回の新商品も、その流れを汲むまさにチェリオらしい一品といえるだろう。