トランプ大統領、7億円超で米永住権取得可能な「トランプカード」発表…公式サイト開設

アメリカのドナルド・トランプ大統領は現地時間11日、米国に500万ドル（約7億2000万円）を投資する外国人に対して米国永住権を提供する「トランプカード」専用のインターネットサイト「TrumpCard.gov」を開設したと発表した。

トランプ氏は11日に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル（Truth Social）」を更新し、「500万ドルで、トランプカードがやってくる！ 何千人もの人々が電話をかけてきて、『どうすれば世界で最も偉大な国と市場へのアクセス権を得られるのか』と聞いてきている。それはアメリカ合衆国と呼ばれている！待機リストは今、オープンしている。TRUMPCARD.GOVに登録せよ！」と呼びかけた。

トランプカードについてトランプ氏は今年の2月、「グリーンカードに似ているが、より高度で洗練された仕組みだ。富裕層や才能ある人々が市民権を得るための道になる」という趣旨の発言をしていた。

現時点ではまだトランプカードの発行は開始されていないが、今回、公開されたウェブサイトには「Trump Card is coming（トランプカード来たる）」の見出しが掲げられており、興味のあるユーザーが自身の名前・連絡先・地域・Eメールアドレス等を入力する登録フォームが設けられている。

この取り組みが、今後どのように具体化していくのか、アメリカ国内外から高い関心が寄せられている。