2025年の大阪・関西万博に向け、チェコのマスコットキャラクター「RENE(レネ)」のデザインが、ネット上で大きな話題となっている。

レネは、チェコの伝統工芸であるボヘミアガラスをモチーフにしたキャラクターで、黄緑色の胴体に複数の「目」が付いた独特なデザインが特徴だ。クリスタル渓谷で生まれたとされ、誰にでもフレンドリーな性格という設定だが、その外見は一部のネットユーザーから「ミャクミャク様の上をいくキモさ」と評されている。

SNSでは、「バイオハザードで火炎放射器で焼かれる奴みたい」「本体から切り離された寄生獣みたい」などのツッコミの声が相次ぎ、レネのビジュアルに衝撃を受ける反応が続出。中には「ガラスでできてるからすでに焼かれてる」などのユーモアも交じり、レネの独特なデザインに対するさまざまな意見が寄せられた。

一方で、「ミャクミャクの友達としてふさわしいデザイン」との評価もあり、チェコパビリオンが日本文化に寄り添おうとした姿勢が伺える。また、1970年の大阪万博で注目されたガラス芸術作家レネー・ロゥビチェクにちなんで名付けられたという背景からも、伝統工芸の発信に力を入れていることが分かる。

レネとミャクミャクの交流が実現

また、チェコのEXPO公式アカウントは3月7日、レネとミャクミャクとの交流の様子をXで公開。「ずっと待ち望んでいた出会い」とし、ミャクミャクがチェコを訪れてレネとプラハを探索する様子を写真紹介。「素晴らしい出会いであり、二人の親友はプラハを楽しく探索していた」と、その交流の様子が報告されている。
今後、レネがどのように万博の場で存在感を示し、訪れる人々にどんな印象を与えるのか。その動向に注目が集まる。

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