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漫画家の倉田真由美氏が13日、自身のX(旧Twitter)を更新し、日本での「いじめ」をめぐる状況について私見をつづった。

倉田氏は、「いじめ加害者にきちんと罰が下されるケースは少ない。事件化、裁判沙汰にまでなるケースは稀で、多くの加害者はノーダメージで過ごす」と指摘。

続けて「被害者は心や身体に深い傷を負い、命を断つケースもあるのに日本はいじめを軽く扱いすぎている。『厳重注意しておきました』で万事解決しないよ、被害者は」とつづり、加害者と被害者の間に生じる不公平な状況を厳しく批判した。

さらに倉田氏は続く投稿で、「『学生時代いじめやってたけど、あの頃はヤンチャでしたわ。罰?特に受けていません。ははは』と笑っているやつら、きっと世の中にはたくさんいるでしょう。他人事でも許せないと思うよ、私は」と怒りをにじませた。

この投稿に対し、ネットユーザーからは「やられた方は決して忘れていない」「イジメた側はどれだけ酷いことしたかまでは憶えていない。被害者は長いことそれで苦しんでることもあるのに…」「私もいまだに許せません」「“若気の至り”のつもりなんでしょうかね…」など、共感の声が多く寄せられている。

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