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大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らのWBC出場について語ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督のインタビュー企画『おはようロバーツ』#32・#33が、ABEMAにて12月5日より無料配信されている。

番組では、サンディエゴのロバーツ監督の自宅を訪問し、『おはようロバーツ』最終回スペシャルとしてインタビューを実施。監督は11月の来日について「大変だったけど、とても楽しかったよ。家族に会えたし、仕事もこなした」と笑顔で回顧し、王貞治氏とのツーショット写真を披露。「野球について話しました。食べ物についても話しました」「本当にとても良い人です。本当に素晴らしいディナーでした」と振り返った。

■大谷翔平のWBC出場に「実戦形式では投げない」方針を説明

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大谷翔平選手について、ロバーツ監督は過去の放送で「個人的にはWBCに出場しないでほしい。2026年シーズンに備えてゆっくり休んでもらいたい」と語っていた。今回、大谷選手がWBC出場を正式表明したことについては、「判断は翔平に任せました」と語り、「球界、WBC、日本代表、翔平本人にとっても素晴らしいこと。翔平を応援するのが楽しみです」とコメントした。

さらに起用法については、「指名打者のみでの出場なら問題ありません」とした上で、「実戦形式では投げないでしょう」と明言。「実戦形式での投球はドジャースの春季キャンプでやるので、WBCでバッティングを行いつつ、ブルペン練習を行います。投手ではWBC終了後、ドジャースに戻ってから打者との対戦。試合での登板を通じて準備していきます」と、WBCでは打者に専念する見通しを述べた。

■山本由伸・佐々木朗希のWBC出場は「難しい」 ロバーツ監督が心境語る

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一方で、山本由伸選手、佐々木朗希選手のWBC出場については慎重な見方を示した。ロバーツ監督は「ピッチャーの場合は難しい」と語り、「朗希がWBCで投げたら驚きます。朗希は故障明けで早めに先発投手として調整するのは難しい」と、佐々木選手の現状に言及。山本選手についても「由伸にとっても難しいことで、過去2年間、由伸はたくさん投げたし、来年も同じことを期待している」「しっかり休めないとシーズンでの活躍が難しくなる」と述べた。

そのうえで、「由伸と朗希と話す必要がある」として、「彼らと日本にとって大事な大会ということは分かっていますが、彼らの健康を守りたい」と強調。「最も大事なのは彼らが健康でいて、来年チームのために好投すること。来年以降もずっと」と語り、選手の将来を見据えた判断を優先する姿勢を示した。

■村上・岡本・今井・髙橋のメジャー挑戦を分析 監督としての今後にも言及

番組では、村上宗隆選手、岡本和真選手、今井達也選手、髙橋宏斗選手のプレー映像をロバーツ監督が見ながら評価するコーナーも展開。スイングや球質、フィジカルについて分析し、日本人選手がメジャーで活躍するうえでのポイントを語った。

さらに、「ロバーツ監督にとって監督とは?」という問いに対して自身の考えを述べる場面もあり、最終回スペシャルにふさわしい内容となった。

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