大手書店の紀伊國屋書店・本町店が8月31日、X(旧Twitter)に投稿した書籍紹介について「差別的な表現を助長しかねない可能性があった」として謝罪し、当該投稿を削除した。
問題となったのは、本町店のXアカウントが「新書おすすめ」として紹介した一冊。ルポライター・石神賢介氏の著書「おどろきの『クルド人問題』」(新潮新書)を取り上げ、「実際に埼玉県川口市に住んでみることで見えてきた、『多文化共生』という理想と現実のおどろくべきギャップ。現地から生まれた体感型ノンフィクション!新書コーナーB10-8で展開中です!」と宣伝していた。
この投稿に対し、埼玉県鶴ヶ島市議会議員の福島恵美氏が「書店としてさまざまな本を置くのは100歩譲って認めるとして、せめてヘイト本を宣伝しないで欲しいです。今からでも宣伝をやめ、ヘイト本は『ヘイト本研究棚』でも作ってそこに収めてください」と批判。さらに、一部のネットユーザーからも「差別を助長している」といった声が上がり、議論が広がった。
批判を受けた本町店は同日、「このたび当店SNSにて先日紹介した書籍について、差別的な表現を助長しかねない可能性があったことを真摯に受け止めております。ご不快な思いをされた皆さまには深くお詫び申し上げます。また、該当投稿は削除いたしました」と謝罪し、紹介ポストを削除。
続く投稿では「今後は発信の際に十分な確認を行い、再発防止に努めるとともに、読者の皆さまとの信頼関係を大切に情報発信してまいります」とした。
問題となったのは、本町店のXアカウントが「新書おすすめ」として紹介した一冊。ルポライター・石神賢介氏の著書「おどろきの『クルド人問題』」(新潮新書)を取り上げ、「実際に埼玉県川口市に住んでみることで見えてきた、『多文化共生』という理想と現実のおどろくべきギャップ。現地から生まれた体感型ノンフィクション!新書コーナーB10-8で展開中です!」と宣伝していた。
この投稿に対し、埼玉県鶴ヶ島市議会議員の福島恵美氏が「書店としてさまざまな本を置くのは100歩譲って認めるとして、せめてヘイト本を宣伝しないで欲しいです。今からでも宣伝をやめ、ヘイト本は『ヘイト本研究棚』でも作ってそこに収めてください」と批判。さらに、一部のネットユーザーからも「差別を助長している」といった声が上がり、議論が広がった。
批判を受けた本町店は同日、「このたび当店SNSにて先日紹介した書籍について、差別的な表現を助長しかねない可能性があったことを真摯に受け止めております。ご不快な思いをされた皆さまには深くお詫び申し上げます。また、該当投稿は削除いたしました」と謝罪し、紹介ポストを削除。
続く投稿では「今後は発信の際に十分な確認を行い、再発防止に努めるとともに、読者の皆さまとの信頼関係を大切に情報発信してまいります」とした。
書店としてさまざまな本を置くのは100歩譲って認めるとして、せめてヘイト本を宣伝しないで欲しいです。今からでも宣伝をやめ、ヘイト本は「ヘイト本研究棚」でも作ってそこに収めてください。@Kino_Honmachi https://t.co/bOXZvU8q2X pic.twitter.com/gSyxZkz4F7
— 福島めぐみ | 鶴ヶ島市議会議員 1期目!🏳️🌈🏳️⚧️ (@tsuruikoclub) August 31, 2025
今後は発信の際に十分な確認を行い、再発防止に努めるとともに、読者の皆さまとの信頼関係を大切に情報発信してまいります。
— 紀伊國屋書店本町店 (@Kino_Honmachi) August 31, 2025