JICA海外協力隊の現状と課題について掘り下げた特集が、1月22日夜放送の「ABEMA」夜のニュース番組『ABEMA Prime』で放送された。
番組では、1965年に発足したJICA海外協力隊の応募者数が、かつて年間およそ1万2000人規模だったものの、近年は2000人を下回る水準まで激減している実態を紹介。発足60周年という節目を迎える一方で、制度の存続そのものが問われかねない状況にあることが浮き彫りとなった。
この日の放送には、2015年にアフリカ・マラウイ共和国の小学校へ派遣された元海外協力隊員の女性も出演。音楽や図工、体育などの教育水準向上を目的に派遣されたが、現地で活動する中で「実際はそんなに必要じゃないんじゃないか」と感じる場面も多かったと語り、理想と現実のギャップに悩んだ経験を明かした。
こうした現状を受け、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は、「応募が減少しているというのは、人に手を差し伸べる余裕がない、気力もないっていうのが現状なのかな」とコメント。自身についても、「知らない土地、僕の影響力が及ばない土地に行って、何かしたいって思ったことが全くない」と率直な思いを語り、「『行った方がいいですよ』とか、『行きましょうね』とかも言えないです」と述べた。
番組では、1965年に発足したJICA海外協力隊の応募者数が、かつて年間およそ1万2000人規模だったものの、近年は2000人を下回る水準まで激減している実態を紹介。発足60周年という節目を迎える一方で、制度の存続そのものが問われかねない状況にあることが浮き彫りとなった。
この日の放送には、2015年にアフリカ・マラウイ共和国の小学校へ派遣された元海外協力隊員の女性も出演。音楽や図工、体育などの教育水準向上を目的に派遣されたが、現地で活動する中で「実際はそんなに必要じゃないんじゃないか」と感じる場面も多かったと語り、理想と現実のギャップに悩んだ経験を明かした。
こうした現状を受け、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は、「応募が減少しているというのは、人に手を差し伸べる余裕がない、気力もないっていうのが現状なのかな」とコメント。自身についても、「知らない土地、僕の影響力が及ばない土地に行って、何かしたいって思ったことが全くない」と率直な思いを語り、「『行った方がいいですよ』とか、『行きましょうね』とかも言えないです」と述べた。
一方、相方の兼近大樹は、日本社会そのものの変化に言及し、「もう日本が先進国じゃないんじゃないですか?」と発言。「日本国内の見えない階層というか、見えない格差みたいなものを感じることが多い」とした上で、「自分のことを“下”だって思っている人はそれより下が見えていない」と指摘した。さらに、「そうなった時に海外に目を向けることないですよね。それぞれ自分が一番辛いと思っているんで」と分析し、「日本が今、自分のことだけ考えるしかない国。格差が広がりすぎなのかな」と私見を述べた。
元海外協力隊員の女性は「興味がある人にはオススメできる」と前向きに評価しつつも、その国のために頑張ろうという思いが強すぎると、「そもそも協力はいらないのでは?」という壁にぶつかることもあると説明。この話を受け、兼近は自身のボランティア経験を振り返り、「高齢者だったり障害をお持ちの方とか、トーヨコキッズだったりとか、そういうところにボランティアで行ったりするんですけど、現地の人からしたら腹立っている人もいる」と語った。
さらに、「必要なのはそれを要請した人だけで、実際に現地に行ったら“居場所がない”と感じる時がある」と述べ、「要請する側と実際にボランティアで役に立ちたいと思っている人との乖離みたいなのはちょっとありますよね」と、制度が抱える構造的な問題点を指摘した。
議論の最後に兼近は、海外協力隊について「ボランティアというより楽しくスキルアップができる、すごくいいもの」「普段いけないところにも行けちゃうっていう意味では、ボランティアを超えた何かではあるはず」と評価し、「自分のためにできる、本当に素晴らしいものだなと思う」と締めくくった。
元海外協力隊員の女性は「興味がある人にはオススメできる」と前向きに評価しつつも、その国のために頑張ろうという思いが強すぎると、「そもそも協力はいらないのでは?」という壁にぶつかることもあると説明。この話を受け、兼近は自身のボランティア経験を振り返り、「高齢者だったり障害をお持ちの方とか、トーヨコキッズだったりとか、そういうところにボランティアで行ったりするんですけど、現地の人からしたら腹立っている人もいる」と語った。
さらに、「必要なのはそれを要請した人だけで、実際に現地に行ったら“居場所がない”と感じる時がある」と述べ、「要請する側と実際にボランティアで役に立ちたいと思っている人との乖離みたいなのはちょっとありますよね」と、制度が抱える構造的な問題点を指摘した。
議論の最後に兼近は、海外協力隊について「ボランティアというより楽しくスキルアップができる、すごくいいもの」「普段いけないところにも行けちゃうっていう意味では、ボランティアを超えた何かではあるはず」と評価し、「自分のためにできる、本当に素晴らしいものだなと思う」と締めくくった。


