3月26日に発売された書籍『大人も知らない みのまわりの謎大全』(ネルノダイスキ著、ダイヤモンド社刊)が、SNSを中心に注目を集めている。編集者がX(旧Twitter)に投稿した「なんかやばい本ができてしまった……」というツイートが話題を呼び、瞬く間に拡散された。

投稿には本の中身をパラパラめくって紹介する映像も添えられ、その“ヤバさ”が視覚的に伝わってくる。コメント欄には「すごくおもしろそう!」「小学校の図書室にあったら、高学年で取り合いになりそう」「めちゃくちゃいい」といった声が並び、興味を引かれたユーザーが続出した。

5年かけて作られた“街歩きの謎図鑑”

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本書は、漫画家・イラストレーターとして活動するネルノダイスキ氏が、日々の街歩きの中で見つけた素朴な疑問を調査・研究し、5年がかりでまとめた渾身の一冊。何気なく目にしている風景の中に潜む「なぜ?」を、豊富なイラストとともに徹底解説。ストーリー仕立てで楽しく読み進めながら、自然と身近なものへの知識が深まる1冊となっている。

たとえば、「電線にとまった鳥はなぜ感電しないのか?」「線路の石は何のため?」「ビルの屋上のクレーンってどうやって下ろすの?」など、誰しも一度は思ったことがあるような疑問が満載だ。

宇宙人が地球の「ふつうの街」で大冒険

ストーリーは、「めずらしいもの」を探しに地球にやってきた宇宙人のマチオとシラベが、何の変哲もない地味な街で「空に魚の骨!?」「商店街に巨人の寝床!?」「道路に巨大地上絵が!?」など、地球人が見慣れた風景を「謎」として捉えていく構成。

“見慣れたもの”の裏にある理由や背景を楽しく学べる内容で、読み進めるうちに街を見る目がガラリと変わる感覚が味わえる。

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読者から絶賛の声

すでに本書を手に取った読者からは、SNS上で絶賛の声が相次いでいる。

「動画の200倍くらいやばい」
「ゲームの攻略本のようなワクワク感がある」
「内容も絵も密度もシュールさも最高!」
「子供は勿論大人も楽しい素晴らしい図鑑だった」
「娘が取り憑かれたように読んでる」

といった絶賛の声が多数上がっており、子どもから大人まで幅広い層に刺さっていることがうかがえる。

いつもの日常に潜む“ふしぎ”を知ることで、身近な風景がちょっと違って見えてくる…そんな発見に満ちた一冊。気になった方はぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

【書籍情報】

■『大人も知らない みのまわりの謎大全』
著者:ネルノダイスキ
定価:1,650円(税込)
発売日:2025年3月26日
発行:ダイヤモンド社
判型:B5変並製・302ページ
Amazon:https://amzn.to/3QR5j4L
Kindle版:https://amzn.to/4iUgHJi
楽天ブックス:https://a.r10.to/h574Ho

■もくじ (一部抜粋)

この本の楽しみ方
第1章 住宅街の謎 その1
空にうかぶ魚の骨!?(アンテナ)/公園で見つけた驚異的な彫刻(セミのぬけがら)/緑の怪物が現れた!(ツタ)
第2章 住宅街の謎 その2
街の中に猛獣が脱走したか!?(ごみ)/大仏が団地でゴルフを!?(給水塔)/鳥型ロボットに監視されている…(電線の鳥)
第3章 商店街の謎
商店街に巨人の寝床?(タイヤ止め)/地面から生える赤い爪(パイロン)/寺で異星人が見つめてくる…(石灯籠)
第4章 河原の謎
草むらで虫の大群におそわれる!(ひっつき虫)/河原に無数の卵が…!(石)/川にたたずむ白い怪物(橋)
第5章 駅前の謎
線路のそばで行われる奇妙な儀式(踏切)/なぜ駅にコックピットがある!?(駅の売店)/異星人から秘密のメッセージ!?(グラフィティ)
君も街の調査をしてみよう!
こんな街調査は絶対やっちゃダメ!!
あとがき
参考資料
さくいん
味わいさくいん
街で見つけた謎なもの写真館

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