ファミマ、備蓄米を1kg400円で販売へ　コンビニ初の参入にネット歓迎の声「安い」「これはありがたい」

政府が備蓄していたコメの市場放出に関し、大手コンビニチェーンのファミリーマートが、随意契約による購入申請を行い、6月上旬から全国の店舗で販売を開始する方針であることが明らかになった。27日に各社メディアが報じた。大手コンビニが備蓄米の販売方針を示すのは今回が初となる。

報道によると、ファミリーマートは約3000トン規模で政府に申し込みを行い、1kgあたり税別400円で販売する方針。商品は単身世帯や高齢者でも手に取りやすい1kg入りの小分けパックで提供される。

今回の政府備蓄米の放出は、コメ価格の高騰を受けた緊急的措置として注目を集めており、すでに「ドン・キホーテ」や「アイリスオーヤマ」など複数の企業が販売契約に名乗りを上げている。

この動きを受け、ネット上には「これはありがたい」「ファミマの英断」「久々にファミマのナイスヒット」「1kgの小分け販売は単身者や高齢者にも優しい」「5Kgで2000円なら安い！」と評価する声が多く寄せられている。

一方で、「買い占めが起きないように制限をかけてほしい」「備蓄米の品質が気になる」といった懸念の声も一部に見られた。

備蓄米は主に災害時や供給不安に備えて保管されていたもので、保存期間の長さから味や風味に対する不安も指摘されているが、「チャーハンやカレーに使えば十分」「むしろ乾燥していて向いている」といった声も寄せられている。