【20万部突破】圧倒的な知識量と科学的根拠による『最高の体調』を実現する話題書が22刷重版

疲れない体、冴える頭脳、安定した心を手に入れるためのメソッドを紹介し、現代人の悩みに科学的にアプローチする書籍『最高の体調』が、第22刷の重版を実施した。

著者はサイエンスライターの鈴木祐氏。発売から6年以上を経た現在も根強い人気を誇り、紙・電子書籍をあわせた累計発行部数は20万部を突破している。

『最高の体調』は2018年の刊行以来、「医学・薬学」「家庭医学・健康」「生活情報」などの各カテゴリでランキング1位を記録。Amazonでは5,200件を超えるレビューが投稿され、平均評価は5点満点中4.2点と高評価を維持している。

著名人からの支持も厚く、タレントで女優のMEGUMI氏が著書『キレイはこれでつくれます』（ダイヤモンド社）の中で「心に効いた本」として紹介。さらに、YouTube『新R25チャンネル』では、キングコングの西野亮廣氏と著者・鈴木氏の対談動画も公開され、大きな注目を集めた。

読者からは、「難しい内容なのかなと思っていましたが、とても具体的で取り組みやすい内容で、スムーズに理解できました」「目から鱗な情報ばかり。この書籍との出会いに感謝しています！」「とにかく実践して、今より質の高い生活を送れるように努めたいと思いました」といった声が寄せられている。

本書が焦点を当てるのは、現代の社会環境と人類の進化との“ミスマッチ”によって引き起こされる「文明病」である。うつ病、肥満、集中力の欠如、慢性疲労、不眠、モチベーション低下、意志力の衰えなど、一見バラバラな問題が実は同じ根源に通じているという。

人類は約600万年にわたり自然の中で狩猟採集を行って進化してきた。しかし農耕の開始からは約1万年、産業革命からはわずか200年。現代の生活環境は、進化の過程で最適化された私たちの遺伝子にとって「多すぎる」「少なすぎる」「新しすぎる」刺激に満ちており、それが心身に悪影響を及ぼしていると本書は指摘する。

例えば、カロリー摂取は「多すぎ」、自然とのふれあいや深い人間関係は「減少」、インターネットやデジタルデバイスといった新しい技術は「新しすぎる」。こうした環境が引き起こすのが、「炎症」と「不安」という2大要因である。

「炎症」は体内で起きる“火事”のようなもので、うつや肥満、糖尿病など多くの病の引き金とされている。慶應義塾大学医学部の調査では、85歳以上の“スーパー高齢者”は、一般の高齢者に比べて炎症レベルが著しく低かったことが判明している。

また、「不安」は、農耕の開始により「未来」という概念が生まれ、現代では具体的な脅威に基づかない「ぼんやりとした不安」が私たちを苦しめているとされる。 本書では、こうした“ぼんやりとした不安”が現代人を苦しめているとし、その対処法を提示している。

炎症に対しては「腸」「環境」「ストレス」の3点を修正することで体と脳を根本からリセット。不安に対しては、「価値」「死」「遊び」の3要素に焦点を当て、現代人が陥りがちな心理的トラップから脱する方法を紹介している。これらを実践することで、最高のコンディションを取り戻すことができるとしている。

●書籍情報
『最高の体調』

著者：鈴木祐
定価：1,628円（本体1,480円＋税）
体裁：四六判 ／ 288ページ
ISBN：978-4-295-40212-1
発行：株式会社クロスメディア・パブリッシング（クロスメディアグループ株式会社）
発売日：2018年7月13日
Amazon：https://amzn.to/4inn5rG
Kindle版：https://amzn.to/3Rqqrz3
楽天ブックス：https://a.r10.to/hkAqVI

●著者紹介
鈴木 祐（すずき ゆう）

サイエンスライター。1976年生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。
近年ではヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『無（最高の状態）』『科学的な適職』（クロスメディア・パブリッシング）、『不老長寿メソッド』（かんき出版）など。