卒業アルバムが危ない　拡がる悪用被害…「友達の間だけで共有すればいい」「なくなると寂しい」揺れる声

ABEMA NEWSチャンネルで30日に放送された『ABEMA的ニュースショー』が、近年問題視されている“卒業アルバムの悪用”を特集した。

番組によれば、卒業アルバムに掲載された生徒の写真が、AIを使った猥褻な「ディープフェイクポルノ」に無断で利用される被害が、卒業シーズンにあわせて急増しているという。

この問題を受けて、スタジオでは「卒業アルバムは今も必要なのか？」というテーマで議論が展開された。

出演者からは、「いまはデジタルでやりとりできる時代だから、友達の間だけでアルバムを作って送りあえばいいと思う」「昔は卒アルに住所や電話番号どころか父の職業まで載っていた。これがなくなったように、どんどん個人情報が載らなくなるのかも」「思い出として手元に残しておきたいから、なくなったら寂しい」など、さまざまな意見が出された。

また、MCを務める千原ジュニアは、自身の卒業アルバムにまつわるエピソードを披露。「自宅に送られてきたから持っているけど、学校に行ってなかったからアルバムに1枚も映っていない」と語った。

これに対して、共演者のゆきぽよが「集合写真の右端にも映っていないんですか？」と尋ねると、千原は「右端にもいない。そのための写真も撮ってないからね」と即答した。

さらに話題は、クラスメートが記入する「メッセージ欄」へと広がった。千原は、「すごく達筆な先生が、わざと字を崩して『努力あるのみ　千原』って書いていた。俺の全くあずかり知らないところで（笑）」と、笑い混じりに振り返っていた。

この放送回は、現在「ABEMA」にて無料で見逃し視聴が可能である。興味のある方はぜひチェックしてほしい。
https://abema.tv/video/title/89-76