セカオワFukase、2年続いた体調不良を告白「色んな人に迷惑をかけたし、傷付けもした」

人気バンド・SEKAI NO OWARIのボーカルFukaseが、13日に自身のInstagramを更新し、過去の体調不良について投稿した。

Fukaseは投稿の冒頭で「この写真は載せるつもりは無かった」とし、横たわる自身の姿を写した写真を公開。「目に力が無く、無感動で、無感情な表情は人からは分からないかも知れないけど、自分から見ると今でも鮮明にショッキングに映る」と、その写真が映し出す内面の状態を振り返った。

さらに、「酷い船酔いの様な、二度と酒を飲まないと誓う二日酔いの様な体調がおよそ二年間続いた」「止まらないランニングマシンに乗ってる様だといつも思っていた」と、長く続いた不調を説明。

当時の生活については、「食事は喉を通らないが、酒を浴びるように飲めば吐くほどのピザを胃に詰め込んだ」「少ない口数だが、出てくる言葉は禍々しく、汚く、醜く、弱かった」「謝っているような、怒っているような」と、葛藤と混乱の日々を綴った。

人間関係への影響にも言及し、「色んな人に迷惑をかけたし、傷付けもした。許されるとは思っていないけど、許せる人にはなれると思っている」と明かした。

投稿の最後では、「動ける時に動いたら良い。やっぱり頑張れてる時はラクだ。褒められるし、健康にも良い。到底出来ないと思っていた事も何のストレスも無く出来てしまう。何の生産性も無く、無意味なあのベッドルームでの戦いがおれの血や肉になってると良い」と述懐。

「回復して一年半。ようやく自分の人生を前に進み始める事が出来ました」と、現在の心境を語って締めくくっている。

この投稿に対し、ファンからは「文章を読んでるだけで心に来るものがありました」「ずっと応援してます」「率直な言葉を発信してくださりありがとうございます」「辛く苦しい中でも音楽を届け続けてくれて、ありがとうございます」といった温かい声が多く寄せられている。