タレントのつるの剛士が21日、自身のX(旧Twitter)を通じて、若者世代の「子育て離れ」について私見を述べた。

きっかけは、TBSのニュースサイトが報じた、15歳から39歳の男女のうち半数以上が「子どもは育てたくない」と回答したという調査結果だった。これを受けて、つるのは「“子どもは育てたくない”のではなく“育てられない”が正しいのでは?」と発言。さらに、「若い世代の収入が増えなければ結婚や子育てに夢なんかもてるわけがない」と、現役の五児の父としての切実な思いをつづった。

また、「配るなら最初から取らない(減税)対策を進めるべきでは…」と、政府の支援策のあり方にも疑問を投げかけた。

この投稿には、「本当にその通りです」「その通り!そして教育も大事だと思います」「もっと言って頂きたいです」「流石ウルトラマン、よく言ってくれた!」といった賛同の声が多数寄せられている。

一方で、「子どもがいると自分ができなくなることが多すぎる。だから育てたくないという人も増えていると思う」と、ライフスタイルの変化や価値観の多様化を理由に挙げる意見も。あるユーザーは「“育てられない”だけでなく“育てたくない”も確実に増えている。多分、両者が混在しているんだと思う」と、単純に一つの要因に帰着させることの難しさを指摘している。

つるの自身は、5人の子どもを育てる父親。幼稚園教諭の資格を持ち、2025年には大学卒業と認定心理士の資格も取得するなど、家庭と学びの両立にも力を注いでいる。

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