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食品スーパーマーケット「ロピア」は6月16日、独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会から立ち入り調査を受けたことを明らかにし、公式サイトを通じて謝罪文を公表した。

ロピアによると、今回の調査は「弊社の新規出店および改装に際し、納入業者様に対し、無償で商品の陳列作業等を要請していたとされる行為」が問題視されているという。

同社はこの件について「厳粛に受け止め、調査に全面的に協力する」との姿勢を示し、コンプライアンス体制の見直しに着手したことを報告。

その上で、「お取引先様との公正な取引関係に反する行為により、多大なるご迷惑とご負担をおかけしたこと、そしてお客様をはじめ関係者の皆様にご心配をおかけしたことに対し、深くお詫び申し上げます」と謝罪。「今回の事態は、弊社の認識の甘さに起因するものであり、深く反省しております」と反省の言葉も添えた。

最後に「今後は、公正取引委員会のご指導を仰ぎつつ、再発防止に向けた実効性ある是正措置の策定と実行に全力で取り組んでまいります」とし、「この度は誠に申し訳ございませんでした」と重ねて謝罪した。

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