4月10日夕方、奈良市の学校のグラウンドで部活動中のサッカー部が落雷に遭い、生徒6人が病院に搬送される事故が発生した。このうち1人は心肺停止、2人は意識不明の重体となっている。昨年4月にも同様の事故が起きており、文部科学省は11日、全国の学校や自治体等に対し、落雷事故の防止に改めて注意を呼びかけた。
通知では、屋外での体育や部活動の際には、指導者が雷の危険性をきちんと認識し、あらかじめ天気予報や気象情報を事前に確認することが大切だと指摘。天候が急に変わった場合は、ためらわずに活動を変更・中止するなど適切な措置を講ずるよう求めている。特に指導体制に変化があった際などには、対応の抜け漏れがないよう十分注意するよう呼びかけている。
また、生徒自身が雷の気配に気づいたときには、すぐに指導者に申し出られるよう、年齢や発達段階に応じた指導を行うよう求めた。
落雷の兆候としては、「厚い黒雲が頭上に上がる」「かすかでも雷鳴が聞こえる」といった状況を挙げており、落雷の危険がある場合には、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車等の内部)に避難することが大切だとしている。
さらに、気象庁ウェブサイトが提供している「雷ナウキャスト」などの情報を活用することも勧めている。このサービスでは、雷注意報の発表状況や、雷の発生が予想される地域を地図で確認することができる。
文科省は、学校での部活動だけでなく、児童生徒等が参加する地域クラブ活動においても関係機関と連携し、安全対策をしっかり取るよう求めている。大切な命を守るためにも、日ごろからの備えと迅速な判断が求められている。
通知では、屋外での体育や部活動の際には、指導者が雷の危険性をきちんと認識し、あらかじめ天気予報や気象情報を事前に確認することが大切だと指摘。天候が急に変わった場合は、ためらわずに活動を変更・中止するなど適切な措置を講ずるよう求めている。特に指導体制に変化があった際などには、対応の抜け漏れがないよう十分注意するよう呼びかけている。
また、生徒自身が雷の気配に気づいたときには、すぐに指導者に申し出られるよう、年齢や発達段階に応じた指導を行うよう求めた。
落雷の兆候としては、「厚い黒雲が頭上に上がる」「かすかでも雷鳴が聞こえる」といった状況を挙げており、落雷の危険がある場合には、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車等の内部)に避難することが大切だとしている。
さらに、気象庁ウェブサイトが提供している「雷ナウキャスト」などの情報を活用することも勧めている。このサービスでは、雷注意報の発表状況や、雷の発生が予想される地域を地図で確認することができる。
文科省は、学校での部活動だけでなく、児童生徒等が参加する地域クラブ活動においても関係機関と連携し、安全対策をしっかり取るよう求めている。大切な命を守るためにも、日ごろからの備えと迅速な判断が求められている。